2013年7月22日月曜日

観蓮会&象鼻杯 府立植物園

昨日(21日)、京都府立植物園内の「四季・彩の丘」で午前9時から観蓮会が行われたので出かけた。 20日から早朝7:30の開門となり、去年、オープンした「彩の丘」で約200鉢のハスを観賞しながら観蓮会が開かれた。咲いたばかりの「蓮華」の花を観賞しようとたくさんの人々が待っていた。
府立植物園内の「四季・彩の丘」で午前9時から観蓮会が行われた。ハスの名は「巨椋の曙」。
8:30頃にはことしも「ハス」の花が見ごろなり、観蓮会を楽しもうと大勢の人が来園、定員は60名で参加費用は無料であった。
ハスは「紅万々」。去年、オープンした「彩の丘」で約200鉢の見ごろになったハスを観賞した。頂いた資料によると、ハスの開花は蕾が水面から出て、およそ20日できれいな花が咲き出し、花の寿命はわずか4日間で儚く終わってしまう。
ハスは「精華(せいか)」という。珍しい「黄蓮花」。泥の中から美しい花を咲かせ仏教とハスは縁が深く、お釈迦さまが誕生されてときに大地から蓮華が出現、「天上天下唯我独尊」と名乗ったといわれている。
ハスの原産地はインドやエジプト・中国だが、どれも定かでなく、ハスの歴史は、約1億年前には地球上に姿を現したといわれている。日本では大賀博士が最初でハスの実を発見し2千年以上も前であることが分り、2千年ハスや大賀ハスと呼ばれていた。
昨年は、笹竹で日本酒、情緒があった!今年はお酒ではなく、ペットボトルに用意した「水」だった。今日は観蓮会、ハスの花が仄かに香りを移した蓮花茶やハスの葉の蓮葉茶の試飲など、ハスの葉に穴をあけ「象鼻杯」を、大宮人になった気分で優雅な時間を過ごせた。だが今年はお酒ではなく、ペットボトルに用意した「水(昨年は笹竹で日本酒)」、 どのような理由か理解不可能だが‘水’ では少し物足りなかった!
暑いのでゴクゴク美味しくいただいた。ハス葉茶とハス花茶をいただいた。またハス葉茶をいただいた。このハス葉茶は日干しにして揉んで作ると言う。便秘や血行促進に良く、高血圧の予防になるという。ハス花茶は緑茶がベースで飲みやすかった。
「玉泉寺妙蓮」という種類。ハスの名は「巨椋の輝」という。蓮華は、明け方からゆっくりと開き始め、特に2日目が最も良く7:00~9:00ごろ一番の見ごろを迎える。芳香が強く昆虫も多い飛来するが9時頃から再び閉じ始め、昼ごろには完全に閉じてしまう。
あじさい園の池の大賀ハスは濃桃色一重。ついでに中池(蓮池)にも行ってみた。仏の花の印象が強く、蓮華は泥の中から清らかな花を咲かせることからインドでは聖者の花、中国では君子の花といわれ、仏教の盛んな日本ではお盆とともに欠かせない花となっている。
請所の本紅(うけしょのほんべに)。舞妃蓮(まいひれん)は黄紅一重、あじさい園にて・・・。観蓮会は、同園と京都花蓮研究会が催し今回が三度目、朝早から多くの人がハスの花を楽しむ姿が見られた。生態園のユリなどつづきとする・・・

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