2013年7月18日木曜日

祇園祭 山鉾巡行

つづく・・・日本三大祭りの一つ、京都・祇園祭は蒸し暑い曇天下、街集の心意気の熱気に包まれ市内中心部で繰り広げられた。
函谷鉾の辻回し、車輪の下に細い割竹を敷き、水桶で滑るようにした。ヨーイトセーの掛け声と共に曳き手が綱を一気に引くと角度が変わった!

郭巨山。函谷鉾の華麗な胴、後懸。京の都の夏を彩る祭り、〝山鉾巡行〟は最高潮の盛り上がりをみせ、華麗な懸装品に飾られた「動く美術館」と言われる。
棒振りと囃子方をする綾傘鉾たち。御所車の屋根で前脚ウィを振り上げるユニークな蟷螂山。
お稚児さんが5,6人もいる綾傘鉾。コンチキチンの鉦(かね)と笛・太鼓の祇園囃子(はやし)を奏でながら、音頭取の「ヨーイ、ヨーイ 、エ~ンヤ~ラヤ~」の掛け声に合わせて綱方が綱を引くと、10トンもある巨大な鉾が軋みながら動き出し、勇壮壮観であり都大路を進み華やかな姿を楽しんだ。
鶏鉾の辻回し。竹がきしむ音がし、3回で方向転換した。
10:10ごろ、どのスポットも人出が多く、ことしは河原町御池交差点で辻回しを観た。
車のかじ取りは重要だ!円山応挙の軒裏絵で有名な月鉾。鉾の正面に乗る稚児は、元々、生稚児(いきちご)とされていたが、家庭の環境や諸費用・時間の負担が大きくなり、現在では長刀鉾のお稚児さんだけになった。
道真公を祀っている油天神山。巨大な鉾の方向転換、見せ場となる「辻回し」は、車輪の下に細い割竹を敷き、水桶で滑るようにした。
四条傘鉾の子どもたち。烏丸通を超えれば新町が近づいて来た。‘ヨ~イトセ~’の掛け声とともに、曳き手が鉾の角度を変え、綱を一気に引くと竹がきしむ音とともに鉾の角度が変り観衆からは拍手が沸いた。 新町へとつづく・・・

0 件のコメント: