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1650(慶安3)年、鯉ヶ淵という池の中から白いカメに乗った観音が現れ、それを発見した付近に住む娘「おふさ」が小堂を建立して観音を祀ったことが起源とされている。
参道は本堂へと続くき、数千個の風鈴があった。境内に響き渡る風鈴の音、日本各地から集められた特徴のある「琉球ガラス」で作った沖縄の風鈴、竹細工を組み合わせた「別府風鈴」、京都の「清水焼風鈴」など、奈良の風鈴や小田原風鈴(神奈川)、南部風鈴(岩手)など、全国から約90種類もの風鈴を集め、本堂右側の寺務所前で即売されていた。
おふさ観音の「風鈴まつり」は、夏に厄払いの風習があり無病息災を祈願し、心地良く感じていただける方法はないかと考え、風鈴となった。古代中国では「風鐸」といって、寺の軒先に吊り下げた小さい鐘のようなもので「魔除け」とされたという。
日本に仏教が伝わり平安貴族たちが吊ったのが風鈴の始まりだという。特にバラの花が有名で境内では鉢植えが所狭しと並んでいて参詣者をもてなす「花まんだらのお寺」とも呼ばれている。また茶房「おふさ」は午前10時~午後4時まである。
<おふさ観音 風鈴まつり>
拝観期間:2013年7月1日 ~ 2013年8月31日
開催場所:奈良県橿原市小房町6-22 電話:0744-22-2212
拝観時間:7:00 ~ 16:30 (閉門17:00まで)
拝観料金:境内無料(本堂拝観・300円)
交 通: JR畝傍駅から徒歩10分
近鉄八木駅からバス「小房」下車徒歩5分
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