2013年7月12日金曜日

鉾 曳初め(ほこ ひきぞめ)祇園祭

祇園祭の山鉾は伝統の技を誇る宮大工によって組み上げられ、5基(長刀・月・菊水・函谷・鶏)の鉾の曳き初めが行われた。八坂神社の例祭で疫病が流行したとき、神泉苑に六十六本の矛(ほこ)をたて、神輿を送って祇園の神に災難の除去を祈ったと伝えられている。
女性や児童は綱を曳いた。鉾が集まる四条室町付近の月鉾には午後1時の曳初め。鉾が集まる四条室町付近の月鉾には午後1時からと順々にスタート時間を繰り下げ、2時からは函谷鉾、この2基は順調に曳き初めが行われた。
洛央小の児童は慢心の力を込め引張っていた。エンヤラヤーの掛け声を合図に鉾は動く・・・。三番手は鶏鉾、だが垂れ幕も用意していない状態であったので、四条室町上る菊水鉾が準備が整って、さぁ~これから曳き初めだったが長刀鉾が気になり3時20分ごろで断念した!
烏丸付近まで行き、参加者は歓声を上げながら戻った。函谷鉾の曳き初め。長刀鉾は予定で菊水鉾と鶏鉾は残念ながら見ることは出来なかった。 くじ取らずとして先頭、注連縄切りでスタート巡行する生稚児が乗る唯一の長刀鉾は予定通り行われた。
太平の舞を踊るお稚児さんの白井くん。お稚児さんの親族は振り返りながら何度も見上げた。四条通の寺町付近まで行って戻る長刀鉾は曳き初めに1時間を要し、巡行中に再三立ち上がり、お稚児さんは「太平の舞」を踊った。 長刀鉾の「鉾頭」にかざした長刀は、疾病邪悪を祓いながら進み、刀先は御所の方向を向いていた。
エンヤラヤーの掛け声で子どもは綱を引いて、巨大な鉾を動かし一足早く祭の雰囲気を高めた。四条通の2車線を通行止めにして東に進み、本番宛ら「コンコンチキチン・コンチキチン」のお囃子でエンヤラヤーの掛け声で子どもや女性らが綱を引いて、巨大な鉾を動かし一足早く祭の雰囲気を高めた。 鉾の曳き初めは、老若男女誰でも参加でき、観光に訪れている方々でも多数参加されていた。
ことしの鉾、曳初めは鶏鉾の(予定は3時)1時間以上という大幅な遅れもあってツアーで観光に来ている方々には残念におもう。
鶏鉾で池坊女子大学の浴衣姿のギャルたち。四条室町上る菊水鉾、綱をもってスタンバイ・・・。祇園祭の山鉾曳き初めは、厄除けになるといわれるため、大勢の人がズッシリと重い綱を曳いていた。 祇園祭は14日夜~16日の宵山から四条通、烏丸通及び山鉾周辺は歩行者用道路になる。



0 件のコメント: