2019年4月3日水曜日

千本釈迦堂 オカメ桜

市バスを上七軒で下車、山門から見える本堂前の見事な枝垂れ桜は「阿亀(おかめ)桜」として知られている。
見事な枝垂れ桜「阿亀(おかめ)桜」は、建立時、棟梁・長井飛騨守高次の妻、阿亀を偲びその名が付けられたという。
境内の右手方向には「おかめ像」が安置されていて、その前方には名木「阿亀(おかめ)桜」がある。
おかめ桜の所以は、棟梁は4本しかない親柱を1本短く切ってしまう失敗で、それを聞いた妻・おかめさんの助言で窮地を脱したという。
棟梁は「妻に助けられたと皆に知られては恥」と思い悩み、おかめさんは棟梁の失態を命を絶って貫き、秘密を誰にも知られまいと自ら命を絶ったという。
この桜には悲しい切ない思いが秘められていて、そっとお阿亀(おかめ)さんの像を合掌した。(4/1撮影)

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