25日、祇園花街・甲部の置屋「つる居」さんで「茉利佳」ちゃんが舞妓さんから芸妓さんになるための「襟かえ」の儀式があった。
正午、羽織着物姿の男衆さんと今日の主役「茉利佳」さんは、挨拶廻りのため姿を見せた。
茉利佳さんは別誂えの黒紋付に身を包み、扇子を持ち着物の裾をたくし上げ“襦袢”は金銀摺箔文様入りの正装であった。
男衆さんの手引きで日頃お世話になっているお茶屋の女将さんやご贔屓筋さんにご挨拶して回る慣わしである。
男衆さんがつる居さんの「茉利佳」さんの『襟かえのご挨拶にまいりました』という。
茉利佳さんは、女将さんに「おかあはん、どうぞよろうしゅうにおたのもうします」とあいさつの声が響いた。
新芸妓の茉利佳さん、笑顔が好く、お似合いの鬘(かつら)であった。
口元や目尻の京紅がとても美しく、20歳そこそこと思えない艶っぽさがあった。
四条通りの信号待ち、茉利佳さん、大勢の人並みで溢れパニックだった。
着物の襟をこれまでの赤襟から白襟に変えることから『襟かえ』といわれるもので舞妓を卒業、芸妓(げいこ)さんになるお披露目である。
白川巽橋の上を歩く男衆さんと茉利佳さん。
茉利佳さん、「おめでとうさん」と言って舞妓ちゃんが駆け寄ってハグした!
お茶屋、松八重さんにも行ってあいさつした。
真夏を思わせるような気温と写真愛好家たちの熱気で超混雑であった。
置屋「つる居」さんの前で、茉利佳さんはカメラマンの人たちにポーズを撮った。
襟かえで芸妓になるため、茉利佳さんは正装でお茶屋さんやご贔屓のお店に挨拶回りをされ、暑い中ご苦労さんでした。(5/25撮影)
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