2017年1月8日日曜日

祇園甲部 始業式2017

花街祇園甲部で7日、新年を祝う恒例の始業式が行われた。黒紋付き姿の正装とお正月用の稲穂のかんざしを挿した芸舞妓さんたちが式典にのぞみ、技芸向上の精進を誓った。毎年、始業式は祇園甲部歌舞練場で催していたが、現在は耐震改修工事のため、今年は隣りの八坂ホールに会場を移した。
正装姿の舞妓さんや芸妓さんは「祇園八坂ホール」に集合、「おめでとうさんどす、ことしもよろしゅうおたのもうします」と新年のあいさつを交し、ご神酒が振舞われた。
お茶屋・つる居さんの紗月さん、西花見小路で・・・。
紗月さんは、始業式前にカメラマンにポーズを撮ってくれた。
午後1時20分ごろ、歌舞練場前は始業式を終えた芸妓さんや舞妓さんたちが一斉に出て華やかな雰囲気になった。
黒紋付き振り袖姿の舞妓さんは稲穂のかんざしを右に挿し、芸妓さんは左に挿して黒髪を飾った。
お茶屋、新井さんの豆六ちゃん、日取も決定「先笄(さっこう)」という髪型を結う、豆千佳ちゃんと共にでてきた。
つる居さんの左から芸妓の紗矢佳さん、舞妓の美月ちゃん、紗月さん。
始業式を終えた芸舞妓さんは、その後、日頃お世話になっているお茶屋さんなどにあいさつ廻りをされた。
花見小路は人の波で取り囲み身動き出来ないほどの混雑で写真に納めようと愛好家らがシャターを切り熱気に包まれた。
正月7日、東山区の祇園八坂ホールで、芸舞妓さんが今年一年の芸事のさらなる向上を誓うため『始業式』で祇園甲部であった。なを祗園甲部歌舞練場の耐震化は3,4年はかかるという。(1/7撮影)

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