2016年8月27日土曜日

奈良 本薬師寺跡のホテイアオイとハス

橿原市にある国の特別史跡「本薬師寺跡(もとやくしじあと)」に、26日、行った。珍しい「ホテイアオイ」の名所として知られていて、 大和三山の一つ畝傍山(うねびやま)、近鉄橿原線・畝傍御陵前下車、本薬師寺跡東へ10分で着く。
数年前から休耕田「正式には(ホテイアオイ定植農園)」を利用し、近くの畝傍北小学2年生の子供たちが近くの農家の人達といっしょに植栽をしている。
休耕田1.4haに1万4千株のホテイアオイが植栽されているが年々その人気も高まっている。
ホテイアオイは亜熱帯アメリカ原産の水草で、茎の根元が膨らみそれを浮き袋として休耕田にぷかぷかと浮かんでいる。
その姿が‘七福神の布袋さん’に似ていることからこの名前の由来となったという。
水に映る美しいホテイアオイを撮影、観察すると花ビラの上のひとつが淡い紫で、その真ん中が黄色になっている。
花は朝咲いて、夜にはしぼんでしまう一日花、近くにはハスの花が咲いていた。
一月近くも咲いているハスの花、まだツボミもある。
ホテイアオイやハスの花はどちらも期間が長く楽しめる。
今年は天候も好く、広範囲にホテイアオイの花が咲き乱れていて圧倒した。
今年は、“タマシギ”の親子が発見できず、しごく残念であったが、ハスの花を観賞した。
ちいさな秋、コスモスが咲いていた。
キバナコスモスに群がるチョウたち。
この日も大勢の方がホテイアオイを見に来ていたが彼岸花の咲く頃まで益々増えるだろうと感じた。(8/26撮影)
<本薬師寺跡のホテイアオイとハス>  
    ※本薬師寺跡のホテイアオイの見頃は「8月中旬~10月初旬」
住 所:奈良県橿原市城殿町
電 話:0744-22-4001(橿原市商工観光課)
時 間:見学自由
駐車場:無料(10数台分あり)
交 通:近鉄橿原線畝傍御陵前駅から徒歩10分

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