2016年6月26日日曜日

天授庵 キキョウとスイレン

東山仁王門大連寺のハスを観てから南禅寺塔頭・天授庵にキキョウの花とスイレンを観賞に行った。
暦応2年、光厳天皇の勅許により虎関師錬が南禅寺開山無関普門(大明国師)の塔所として建立され、慶長7年、細川幽斎が再興したという。

天授庵のキキョウ。

梅雨の当庵は静まり返り、鮮やかな緑が萌えるように感じ、青紅葉とキキョウとスイレンの可愛い花が出迎えてくれた。

池泉回遊式庭園の書院南庭は、古庭らしい高雅な美しさをもった佇まいで、遊歩道を経てスイレンを見た。
あっ~雨が降って来た!
梅雨の時季、人っこ一人もいない庭園を見た。
本堂方丈の襖絵は非公開で、長谷川等伯筆(重要文化財)がある。
池泉を主にした庭と枯山水と二つの庭園があり、本堂の方丈前には晩秋、真っ赤に色ついた紅葉が観られる。 (6/24撮影)

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