2016年6月18日土曜日

府立植物園「キノコの女王」キヌガサタケ

梅雨どきの小雨降る中、連日、府立植物園の竹林で「キノコの女王」キヌガサタケが生えてくる季節になったので行ってみた。このキノコの習性は、園内の竹笹園で「キンメイモウソウチク」区画にしかキヌガサタケは生えて来ないという。
今年は早々に13日に昼から来園してみたがキヌガサタケは2本生えていた。そして昨日、今日連日、竹笹園キンメウモウソウチクへとなった。
雨上がりの午前中に「キヌガサタケ」を見るのが好いとされ、今年も竹笹園のキンメイモウソウチク区画でキノコが生えていた。

このキノコはスッポンタケ科キヌガサタケ属の菌類で、成長が非常に早く、一日のうちで子実体(しじったい)が伸び上がり、レースも萎れてしまうので、午前中の観察がお奨めである。
生態園で東南アジア原産シソ科の「ウツボグサ」を見た。日本(九州以北)、ユーラシア大陸、北アフリカ原産の「エゾミソハギ」はピンク色の花を咲かしていた。
サクラソウ科の「オカトラノオ」は、日本、朝鮮半島、中国が原産という。
ミズキ科の「クマノミズキ」は大木で秋には紫黒色の実が熟すという。日本原産のキンポウゲ科の「ツクシカラマツ」。
一際目を引くユリ科の「ヒメユリ」は日本や朝鮮、中国北部、アムール原産という。また「キノコの女王」の「キヌガサタケ」の完全な姿は今年は残念ながらお見せする機会がなかった。(6/17撮影)

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