2016年1月14日木曜日

祇園甲部 花街 初寄り

1月13日、祇園甲部花街では、京舞・井上流五世家元の井上八千代師匠宅に女将さんや芸舞妓さんたちが集った。師走の13日の“事始め”で一年の締め括りをし、新年を迎えるにあったて13日、師匠宅に挨拶と益々技芸の上達を励んでお雑煮で祝う、これを“初寄り”と呼んでいる。
もう直ぐお店だしがあるのか、「半だらり」の帯で師匠宅に訪問した。
髪飾りも艶やかに色鮮やかな和装姿も華やかに身を包み、11:30ごろから女将さん、芸妓さん、舞妓さんたちが師匠宅へあいさつに訪れた。
置屋、つる居さんの女将さんが先頭で師匠宅前で記念撮影した。
毎年、初寄りはお師匠さんから励ましの言葉を受け、お屠蘇とお雑煮で新年を祝い、新たな気持ちで一年が始まる。
小田本さんの舞妓見習いの「仕込み」さん、やっと間に合った!
祇園甲部の芸姑さん舞妓さんの勢揃いをし、黒紋付正装姿とは得って変わり、初寄りは華やかで見ごたえがある。
芸妓さんは帯と鬘を使用している。
嬉しそうな舞妓さん、芸妓さんは舞妓さんのことが気になって仕方がない!
左、置屋、西村さんの芸舞妓さん、つる居さんの紗月さん、芸妓さんになってからも益々精進。

西村さんの彰子さん、しんがりに居た。
お気に入りの和装姿で師匠に挨拶、綺麗な簪の髪飾りも艶やかにだらりの帯が揺れていた。
新年の正月準備を始めた芸妓さんや舞妓さんたちは新年の“始業式”を終えて一と月後、再び師匠宅へ顔を揃え一層の精進を誓いあった。
右、廣島屋の小衿さん?と違うかなぁ~。
新門前町の井上邸前は約100名くらいの写真愛好家の人たちが待機していて思い思いにシャッターを押していた。

新春を感じさせる祇園花街“初寄り”は、 ‘はんなり’とした着物姿が見られ、舞妓さんと芸妓さんの伝統行事であった。(1/13撮影)

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