花街祇園甲部で始業式2016

7日、小寒に入り七草粥で各ご家庭はお祝い、祇園甲部歌舞練場では芸舞妓さんが一年の精進を誓う「新春・恒例の始業式」が行われた。

芸舞妓さんが集合し、「おめでとうさんどす」と新年の挨拶を交わし、新しい一年の芸の精進を誓いあった。

黒紋付き振り袖姿に稲穂のかんざしを挿し、約100人の芸舞妓さんが「歌舞練場」に集合した。

芸舞妓さんが今年一年の技芸向上を誓う、仕事始めの『始業式』があった。

舞妓さんは、にこやかな笑顔で「おめでとうさんどず」と挨拶を交した。

ことしもつる居さんの「紗月（さつき）」さん、芸妓さんになってからもトップに輝いたという。

午後1時すぎ、歌舞練場前には艶やかな芸舞妓さんの姿を写真に納めようと大勢の写真愛好家らが集まり熱気に包まれた。

芸舞妓さんが「おめでとうさんどす」と技芸の師匠らと新年のあいさつし、稲穂の簪が揺れ、艶やかな空気が漂う姿は晴れやかで凛とした風格でもある。

艶やかな芸舞妓さんの姿を写真に収めようと大勢の写真愛好家らがシャターを切り、熱気に包まれていた。

ご贔屓筋もあいさつ、「おかあさん、ことしもよろしゅうにおたの申します」「がんばっておくれやしゃ」と女将はお土産を渡した。

始業式は、祇園甲部以外に祇園東や先斗町、宮川町の４つの花街でも行われ、花街一帯は華やかな新春ムードに包まれた。（1/7撮影）