2015年10月14日水曜日

奈良 般若寺(はんにゃじ)コスモス

13日、「日本最古のコスモス寺」として名高い、奈良の般若寺へコスモスを観賞に行ってきた。 般若寺は大仏のある東大寺の北側で奈良坂に位置し、高句麗僧慧潅(えかん)法師によって開祖した寺で飛鳥時代に創建された。
日本最古といわれる国宝の楼門(ろうもん)から入場したがコスモスの時季だけ開いている。
楼門は鎌倉時代に寺を再興したときの回廊門で、和様に天竺様式を取り入れ、美しく屋根のそりを見せてくれ、般若寺の中で唯一国宝に指定されている。
シンボルとなっている十三重石塔は、735(天平7)年、聖武天皇のとき、平城京の鬼門鎮護のため堂塔を造営されたと伝えられている。
コスモスの花は秋桜ともいい、種類も多く約10万本のコスモスが境内に咲き乱れていて満開だった。
同寺は「コスモス寺」、「花の寺」とも呼ばれて、四季の移り変わりに応じて色々な花が楽しめるようにされている。



石仏や十三重の石塔、三十三観音石像周辺を覆い尽くすコスモスの花は見事で多くの観光客を魅了した。
平安末期荒廃しながらも天平のころ、平城京の鬼門を鎮護する寺となり、以来、般若経の学問寺として栄えていた。

本堂は、戦国の兵火で焼け金堂の跡地に再建されたもので入母屋造、本瓦葺きで江戸時代に建てられた。
西隣の植村牧場にも行ったが幼稚園児が牛さんを見てはしゃいでいた。
ネコさんが台の上で眠っていた!奈良般若寺は、秋桜とも呼ばれ色とりどりのコスモスが一つの絵のように感じロマンチックなムードを漂わせていた。
<奈良・般若寺>
場   所:奈良市般若寺町221番地 
電   話:0742-22-6287
拝 観 料:大人500円障害者300円
拝観時間:9:00~17:00
交   通:JR・近鉄奈良駅~奈良交通バス青山住宅行・般若寺下車徒歩5分
駐 車 場:あり(無料)◎コスモス満開の土日有料500円

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