八月朔日、略して八朔という、宮川町の花街の芸舞妓さんたちが芸事で日頃お世話になっているお師匠さんやお茶屋さんに挨拶に廻る「八朔(はっさく)」の伝統行事が行なわれた。
黒紋付姿は祇園甲部だけで、宮川町の芸舞妓さんは淡い色の訪問着姿と帯が涼しげの感じだった。
普段お世話になっているお茶屋さんを訪ね廻り「おめでとうさんどす、相変わりませずおたの申します」と、にこやかに挨拶を交わした。
芸舞姑さんたちは、明るく柔らかい感じの中間色の着物で挨拶は華やかに廻った。
宮川町の芸姑さんは鬘(かつら)ではなく舞姑さんはお姉さんの後に従った。
お茶屋・利きみさんの前で二組が挨拶を交わした。
足早にお姉さんを追いかける舞妓さんと絵日傘を高く差す舞妓さん。
お茶屋さんに先客がおり整列して待っていた。
夏の単(ひとえ)物の絽の着物とはいえ、暑い中のあいさつ廻りは、ご苦労さんだったが私は一足お先に失礼する!
外は灼熱の太陽、熱中症が心配になって来たので近くで休憩した。(8/1撮影)
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