冬至の日に行われるかぼちゃ供養は、ぼけ封じや中風を防ぐご利益があるとされ参拝者は護摩木に願いをしたため、本堂に参詣した後、かつおと昆布のだし汁で甘く煮込み、砂糖と醤油でやわらかく煮たカボチャを美味しくいただいた。
バスツアーで訪れる参拝者・観光客もあり護摩たきが終わると、境内は俄かに賑やかな雰囲気になった。
境内に広がる甘い香りに誘われて、中風除け、ボケ封じにご利益があるカボチャ供養、ご家族の健康も祈って、器に入れて持ち帰る人もおった。 地元の人々も暖かく出迎えてくれる、素朴な伝統行事が京の街に残っている。
金閣寺の西一帯から原谷、蓮華谷へと続く広大なお狐山の山域一帯を霊地とする真言宗根本道場であり、境内には本堂を中心に、かぼちゃ大師堂、お狐大明神、子授け地蔵など多くの祠堂が建っている。
北区「不思議不動院」の行き方は、原谷方面行きの市バス「M1」に乗り換えて衣笠氷室町下車すぐのところであるが、1時間に1本ほどで不便である。
<不思議不動院>
●かぼちゃ焚き 1杯 500円(護摩木:1本200円+カボチャ:300円)
「12月21日10:00~14:00頃まで(無くなり次第終了)」
場所:京都市北区衣笠赤坂町1番地
電話:075-462-6628
拝観:無料
拝観:9:00~15:00
交通:市バスM1「衣笠氷室町バス停」より徒歩約1分
「金閣寺前」より徒歩約15分。
駐車場:あり
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