2010年10月5日火曜日

京都御苑 各門と通用口(その1)

京都御苑は市内の中心部にあって豊富な緑に包まれた「国民公園」である。縣の井戸乾の御門
東西約700m、南北約1,300mの長方形をしており、京都御所や大宮・仙洞御所などを除く約63haが終日解放されている。中立売御門
緑豊かな京都御苑の外周は、九つの門と5つの通用口がある。
簡単に一周することにして散策に出かけた。閉門されていたが、大火で開くようになった
東山・如意ヶ岳の大文字がみえるまず始めは、烏丸今出川通りの乾御門、この付近は江戸時代、五摂家の一つ一條邸跡で、昔井戸の傍に縣宮社(あがたのみやしゃ)があって、出世の願う者は井戸の水で身を清めて祈願し宮中にのぼったという縣の井戸がある。下立売御門
出水口中立売休憩所過ぎると、中立売御門は観光バスなど駐車場の施設があり特に御門や人にも事故には注意を促したい。
三番目は、有名な蛤御門、この門は“新在家門”と呼ばれていたが、江戸時代の大火で、それまで閉門されていたが、初めて開門され「焼けて口開く蛤」に、たとえて蛤御門となったという。また1864(元治元)年、この門の周辺で、「禁門の変(蛤御門の変)」があり、その時の鉄砲の弾痕が今も門の梁に残っている。蛤御門から大宮・仙洞御所を隔てて東山・如意ヶ岳の大文字も見える。椹木口昔の石垣が残っている
出水口には出水の小川が流れている、次は下立売御門を経て椹木口では、旧二条城の復元石垣もあった。時代祭は堺町御門から出る
丸太町通りの間ノ町口スポーツなど富小路広場がある富小路口烏丸通りから丸太町通りを東へ進むと拾翠亭の 間ノ町口である。既に九條邸跡・拾翠亭、厳島神社は紹介済みであるが、境町御門は京都御所の建礼門から真直ぐ真南を指し葵祭や時代祭はこの門から丸太町通りに出る。
そして、富小路口に入ったが後半は今出川御門からつづきとする。

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