2010年8月22日日曜日

仙台 七夕まつり

8月6日朝、岩手花巻帰省の折、大阪発・京都経由の高速バスが杜の都・仙台駅が終点地である。豪華な七夕飾り仙台七夕まつり
仙台の街は奇しくも、豪華な七夕飾りがあり、この三ヶ日間七夕まつりが行われる。一つ一つ七夕飾りは違う
中央通はアーケードがあり凌ぎやすい
偶然にも出合った伝統的な行事、仙台の七夕まつりを観ることにした。
仙台で七夕まつりの行事が始まったのは、京都に憧れ、わびさびを愛した仙台藩祖、伊達政宗公の時代に遡る。来場者も立ち止まって記念写真に収めていた
ノーモア、広島・長崎の祈りをこめ、全国から100万羽の鶴が送られてくる旧仙台藩内各地で五節句の一つ「七夕」に因んで毎年行われている年中行事で、地元では「たなばたさん」とも呼ばれ東北三大まつりの一つに数えられ全国各地から観光客が約200万人以上の人が訪れている。有名な笹かまぼこさんは商売繁盛だった
東一番町の七夕飾り400年の伝統に支えられた大規模な由緒ある七夕一色の飾り付けを観ながら駅前、中央通り、そして東一番町通りを散策した。
仙台七夕飾りには、それぞれ深い意味が込められている。
七つの飾りには巾着(きんちゃく)無駄を戒めて富貴・貯蓄の心を養う。商売繁盛を願う。短冊(たんざく)は、学問や書の上達。紙衣(かみごろも)病や災いの身代わりに捧げた衣、また、裁縫の上達。折鶴(おりつる)は、家の長老と同じ数だけ折、延命長寿を願う。投網(とあみ)は、豊漁・幸運を寄せ集める意味もある。
吹流し
(ふきながし)は、織姫の糸を象徴し機織の技芸の上達だが、吹流しはくす玉が多く付けられている。屑篭(くずかご)は、物を粗末にしない清潔と倹約の心を育てて、仙台七夕では七種類の七夕飾りである。東一番町の笹飾りは竹の小枝を物干竿に使っている
ハイポーズ、初日だが混雑していた仙台七夕まつりは例年、8月7日を中日として86日から8日の3日間にわたって行われる。
会場の七夕飾り見物コースは東一番町通と中央通、アーケード街、仙台駅周辺などである。また市内各地至るところに小から大まで合計3000本と言われる飾り付けがなされ街中が七夕一色になっている。因みに主催者の総費用は昨年は1億530万円要している。 仙台駅の遊歩道をカップルが手を繋ぎ
風が吹いて短冊がなびいていたぶらり仙台七夕飾りを散策したが、仙台駅東口から岩手県交通の高速バス・花巻温泉行きの“けんじライナー”が出発する時間来た!
流れる汗も苦にはならず、あっと言う間の仙台七夕まつりであった。
杜の都の夏を華やかにする、仙台七夕まつりは和紙と青竹で手作りされており、今年も優雅に街中を彩る。

0 件のコメント: