冷泉家が1772(安永年間)年に再興、霊元法皇から厭離庵の寺号を賜り臨済宗天龍寺派の寺院となり、白隠禅師の弟子の霊源禅師が開山されたが再び荒廃した。
白木屋が1910(明治43)年、仏堂と庫裡を建立し再興、山岡鉄舟の娘である素心尼の尼寺となったという。
真っ赤な紅葉と散紅葉を観賞した。
小さな庭園に真っ赤な紅葉がさらに彩りを添えている。
本堂の本尊の如意輪観音像と釣べ井戸。
厭離庵の紅葉も見事で苔むす庭も好かった。
広間の広縁、そこから眺める紅葉が美しく、今昔も詩づくりの環境を漂わせている。
厭離庵は風情のある静かな佇まいで訪れる人も少なく、“紅葉の季節”のみ公開されている。 (11/29撮影)
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