8日、左京区岩倉・幡枝八幡宮(はたえだはちまんぐう) 針神社で、午前11時から針供養祭が行われた。寛平六年(894年)、幡枝の山麓に地鳴りが起り、その音はこの地から都の中心まで及んだという。
針神社は針供養の神様として名高く、石段を登っていくと二ノ鳥居がある。
宇多天皇は神の御神託とおぼし召され、山の頂に新宮を設営、男山石清水八幡宮より分霊を受けてここに移し、「幡枝八幡宮」と命名された。
針神社は御所にあって、この地に京都みやす「針神社」となった。
後水尾天皇(1596年~1680年)の崇敬の念厚く、神田等数々の御寄付をされ、菊の御紋入りの祭具などが多数今に伝えられている。
針供養に参列された方々が、コンニャクに針を刺し、手を合わた。
そして一同、玉串を捧げて礼拝した。
その後、参列者の方々にお神酒とお供養が配られた。 また松ヶ崎 新宮神社では御火焚祭並びに勧農祭があり、野菜汁をご馳走になった。(12/8撮影)
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