29日、善峯寺行きの阪急バスに灰方より乗車、「フジバカマ畑」に行ったが、知人に会い「アサギマダラは森へ帰った?」と云って足早に立去った。だが折角来たのだからダメ元で大原野の畑に着いた。
今年で四年目、約1,000㎡の休耕田に希少植物のフジバカマの野生種が見つかり、大原野地域で大切に育てられ1,000株のフジバカマが植えられている。
大原野小塩の地は標高が高く、フジバカマの開花も一足早く、仄かな香りが漂うなか咲いていた。
渡り蝶のアサギマダラが飛来?してくる時期だが、暑いためなのか数頭だけだった!
フジバカマの香りに誘われて飛んでくる‘珍しい蝶’ アサギマダラ。
初秋気温25度くらいになると花を目指して好んで飛来するが、秋雨前線など試練が待っている!
アサギマダラはタテハチョウ科で、暑い季節は涼しい高原で過ごし、秋になると遠く海を渡り、移動をくり返しす「渡り」をするチョウである。
越冬のため、遠く海をこえて2000kmも距離を移動して日本から東南アジアに向うといい、冬を過すと言われてる。
春は南から北へ、秋には北から南へ、まるでツバメのように移動しアサギマダラに国境はない。
アサギマダラは一頭のチョウが移動を行うのでなく、北上したチョウの子どもや孫などが南下するという。
偏食で、成虫がよく吸蜜する‘ヒヨドリバナやフジバカマ・アザミ’も、蜜に毒性の強い‘アルカロイド’を含み、アサギマダラはアルカロイドを取りこむことで毒化し「敵」から身を守っているという。
大原野はチョウの宝庫、いろんなチョウが秋風に靡いていた。
大原野フジバカマ畑のアサギマダラチョウ、これからが見頃である。(9/30撮影)
<大原野 フジバカマ畑>
場所:西京区大原野小塩町=フジバカマ畑
交通:JR向日町駅、阪急東向日駅から善峯寺行乗車
下車徒歩10分
駐車場:有
お問い合わせ:075‐332-9318
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