白装束姿の男性2人が、朝獲れたばかりの三匹の立派なハモの入っている桶を担いで出発した。
真夏でも傷みにくく、祇園祭は「ハモ祭り」とも呼ばれる欠かせない食材として重宝されている。
昨年同様、嶋原から葵太夫さんも参加され「はも道中」は一層華やかになって一行約50人程が旬を迎えたハモを八坂神社に奉納した。
淡路島観光協会と京都の祇園祭は「はも祭」とも呼ばれていて、桶を「御食国(みけつくに)淡路島から はも道中」と声をあわせながら運び、祇園石段下から四条花見小路までを練り歩いた。
花見小路一力亭の紅壁をバックにクイーン淡路島の二人が進んだ。
はも道中は、古くから御食国淡路島から海産物を朝廷に献上していたという伝統に従って、毎年この時期に「淡路島観光協会」が行っていて今回が9回目になる。
午後3:00から烏丸四条東入るで町会所で神事始めの儀式「吉符入り」を行なった後、お稚児さんが「太平の舞」するので、嶋原の葵太夫さんの「内八文字歩き」は残念ながら観られない・・・。
この後、4:00から「ハモの骨切り」の実演があり、夏の味覚として知られる魚の「ハモすき」のお披露目もあった。
西楼門から入るクイーン淡路島の二人は衣装が違っていた!
二人の禿(かむろ)と葵太夫さん。
淡路沼島特産の「ハモすき、玉ねぎ入り+そうめん」を美味くいただいた。
境内では観光客や市民など集まった人たちに300食分の「ハモすき」を淡路島観光協会は振る舞れた。(7/5撮影)
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