2017年7月18日火曜日

祇園祭 長刀鉾 注連縄切り

17日、祇園祭・前祭のハイライト、山鉾巡行が華麗に都大路で繰り広げられた。午前9時頃、四条烏丸辺りに集合した山鉾巡行たちは、堺町で順番をチェックする「籤(くじ)改め」があった。
祇園祭の先頭を行く長刀鉾は「籤取らず」で、四条通麩屋町に張られた注連縄に向かってゆっくりと進んだ。
四条通麩屋町には祭り関係者が注連縄の張る用意をしていた。
祗園八坂神社に拝礼、長刀鉾は直ぐそこまで来ていた。
注連縄を張って清めの塩を捲いた。
長刀鉾の曳きは座り、お稚児さんと両端に禿(かむろ)の二人。
最大のハイライトで、お稚児さんによる「注連縄切り」は見ものである。
長刀鉾のお稚児さんは凛とした表情で太刀を抜いた!
斎竹に張られた「注連縄」を見て、両手で太刀を振り上げて一気に注連縄を断ち切った。
その瞬間、「お見事!!」と観衆からは拍手と歓声がわき起った。
これにより神域の結界が解き放たれ、祇園祭・前祭の山鉾巡行が華麗に始まった。
長刀鉾のお稚児さんは、金の冠など鮮やかな装飾品を身につけ、太平の舞いを舞いながら、この大役を務めた。(7/17撮影)

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