2014年1月6日月曜日

「秀吉の美・利休の美」京都駅地下街ポルタ

新春のイベントとして「黄金の茶室」や襖絵など京都の寺院が所有する「秀吉の美・利休の美」が13日まで展示されている。
現住職・小野澤虎洞和尚筆によるものである。
新春のイベントとして「黄金の茶室」や襖絵など開催している。地下街ポルタの新春恒例企画は、めでたい金色の茶室や屏風・ふすま絵を選び、きらびやかな雰囲気を醸し出し、迎春ムードを高めている。いま映画などで脚光を浴びる利休と同時代に生きた秀吉をテーマにしたという。
豪華絢爛な黄金の茶室は、各地にある模造品を参考にしながら独自にイメージして再現、畳3畳分で壁の大部分は金色に施した。
秀吉の美・利休の美の2人の肖像画は「秀吉ゆかり」の高台寺は、正しくは高台寿聖禅寺といって、秀吉没後、その菩提を弔いため北政所(ねね)が開創した寺である。また黄梅院は秀吉によって唐門が改築され、利休は直中庭の庭園を造った。 黄金茶室は組み立て式の茶室であり、御所や北野大茶会でも披露され、千利休が携わったという。
臨済宗大本山大徳寺塔頭・聚光院は茶道三千家の菩提所となっている。

お茶室床の間のイベントタイトルの掛け軸は、現住職・小野澤虎洞和尚筆によるものである。 豊臣秀吉が好んだ豪華絢爛な美と千利休が追い求めた侘び寂びの美がある。
新春門出を祝うきらびやかな「黄金茶室」もあり、「秀吉の美・利休の美」は13日まで 駅前地下街ポルタで開催である。(2013/12/30撮影)

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