3日、初詣で賑わう祇園八坂神社で新春恒例の「かるた始め式」が開かれた。
華やかな王朝衣装を身にまとった児童や女性たちが、能舞台の神前でかるた競技を披露、集まった初詣客の目を引き付けた。
かるた始め式は、午後1時から神職によるお祓いのあと、和歌の神でもある「スサノオノミコト」を祀る同神社にかるたが奉納された。
色とりどりの平安衣装の狩衣や烏帽子、袿(うちぎ)を身にまとった女性たちや童子・童女ら27人が華麗な手さばきで雅やかに百人一首の札を取りあった。
平安時代の装束を身に着け華やかな貴族の衣装に身を包み、童女や童子は衣装に手惑いながらも真剣な表情でかるた取りを繰り広げた。
大勢の初詣客が見守るなか、華やかな雰囲気で参拝観客からは「美しい!」とため息が漏れていた。
八坂神社は初詣客と重なり超満員であった。
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