まだまだ寒さ厳しい府立植物園だがこの時季だからこそ観られる珍しい植物がある。
寒さに震えながらサザンカの園芸品種でカンツバキ(寒椿)が可愛い花を咲かせている。
昔から縁起物として知れているマンリョウ(万両)やセンリョウ(千両)、カラタチバナ(百両)ヤブコウジ(十両)ツルコウジ(一両)は漢字で別名の名を持っている。
生態園で、シモバシラを観察した。シモバシラは根から吸い上げられた水分が外気温が氷点下になると凍るために起こる現象である。そこで教えてくれたのはフキノトウで、池の辺りを観察するとフキノトウの芽が出ていて春の訪れ近しを感じさせた。
生態園の出口ではザゼンソウが水辺で春を待ち、梅林にはウンナンロウバイ(雲南蝋梅)とソシンロウバイ(素心蝋梅)が甘い香りを漂わせている。
シジュウカラの小鳥たちは戯れていた、ゴンデジカメラでは動きが速く無理だった!
観覧温室では毬のようなオオベニゴウカン(大紅合歓・ボリビア産)の玉が白紅咲いていた。沖縄では樹園樹として利用しているという。
さらにサボテンでは蚊取り線香のような「キンチョウ(錦蝶)」はベンケイソウ科でマダカスカル南東部の原産、ラムネのような味がするというバオバブの実が3つなっていた。
帰り道でスイセンにであったがこれからであり菊月の椿が咲いていた。
後方から私の名を呼ばれている気がして立ちど待ったが、
いつもお世話になっているUさんではないか?広い当園の中で全く奇遇、縁を感じた。
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