大会屈指のナンバーワン投手・花巻東の左腕、菊池雄投手×中京大中京の強力打線の対決は楽しみだ。花巻東高校のナインは夏の大会も常勝し今春の選抜高校野球大会の決勝に続く準決勝は快挙だった。
決勝戦には甲子園球場に応援に行く予定にしていて、23日筆者は所用がありひたすら朗報を待った。
準々決勝では五回途中、菊治雄投手は背中を痛め降板していた。異常事態に試合後、病院検査を受けた結果、異常なしと診断されたとTV新聞等が報道されホッとした・・・中1日でどの程度回復するか花巻東のエース菊池雄投手次第だと思っていた。
ところが最悪、花巻東対中京大中京のマウンドには注目を集めた左腕、菊池雄の姿はない。花巻東の先発は2年生吉田投手であった。中京大中京高校は4本塁打を含む13安打で11点の得点をあげ花巻東の投手を攻めた。
菊池雄投手がマウンドに上ったのは3×0とリードされた4回2死満塁の場面、「今日が最後でもよい」と、心に込めて挑んだが背中の痛みはそれほど深刻だった!
無念の花巻東投手、左腕の菊治雄は「選抜後の練習不足」と言い、背中の痛みが回復せず満身創痍で力尽きた。試合中、笑顔だったがゲームセットのサイレンに大粒の涙が頬を伝う・・・敗れ去った。
“みちのくに優勝旗”を旗印に、地元岩手県や東北勢の期待を一身に賭けて花巻東高校は初優勝にはならず、準決勝で涙のんだ。
第91回高校野球選手権大会・花巻東は全国制覇を狙ったが準決勝で夢破れた。
ちなみに全国4041校が参加した。
『日本一にはなれなかったけど、
日本一の取り組みをしたチームだと思う。』
【菊池雄星/花巻東高校投手】 一分間名言より
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