春の選抜高校野球大会が長崎の清峰高校が優勝し、岩手の花巻東高校が惜しくも準優勝のところは記憶に新しいことだが、第91回を数える夏の全国高校野球選手権大会は兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で8日から49校で開幕した。
郷土岩手の花巻といえば、“宮澤賢治”の「雨ニモ負ケズ 風ニモ負ケズ」を思い出す!そして花巻東のナインは春の準優勝の自信を秘めて試合に挑んだ。
奇しくも、1回戦はあの清峰を破った長崎日大高校である。
相手にとって不足は無い!と花巻東・菊池雄投手は思ったに違いない・・・バッテリーは幼い時からの親友である。
2回表、真ん中に入ったスライダーをレフトスタンドにまさかのホームランを打たれた!それでも前半5回までは1対0の投手戦である。
6回表に進み花巻東の菊池雄投手は、真っすぐを狙われて2ランを浴びた!よし、これからと言う矢先に、打球を見上げる菊池雄投手にも心なしか気落ちが見られた。それもその筈、今春の選抜大会では準優勝投手で注目を一身に集める左腕だった。
しかし、みちのく花巻東は風雪で鍛えた根性がある!
7回裏、やっと菊池雄はダブルスチールで2点を取り同点になったが捕手と交錯し、左脇腹を負傷、8回表長崎日大はまたしても、3本目のホームランで衝き放した。万事終わりかと思ったその裏、無死満塁になり走者一掃のセンターオバーの2塁打で4点を奪い8対5で逆転で勝った。
勝利監督のインタビューで「菊治雄投手のチームではない、チームワーク一体の勝利・・・」と言っていたのが印象的だった!
また菊治雄投手は1試合3本塁打を浴び「チームメイトのお蔭」と素直に感謝を口にして喜んだ。
「野球の神様が優勝はまだ早い、日本一の投手になって甲子園にまた戻って来いと言っているんだと思う。夏に向け、またあしたから頑張りたい」とこの春、云っていたのを思い出す・・・みちのくのエース菊治雄投手と花巻東は苦しみながらも、悲願の優勝に一歩を踏み出した。
2回戦は横浜隼人との対戦である。岩手・花巻東の佐々木洋監督は横浜隼人高校時代にコーチで赴任お世話なったという。
前半は相譲らず投手戦、後半は打撃戦でまさに死闘・全員野球であった。
先ずは岩手花巻東高校初戦おめでとう!!!
2 件のコメント:
先日はお世話になりました。
花巻東の逆転劇、感激いたしました。
今後も勝ち進んで欲しいものです。
15日は終戦記念日。 合掌
誠さま、コメント有難うございました。
拙いブログを読んでくださり有難うございます。
春は決勝戦まで進みましたが、この夏の大会はツワモノ揃い!
明日は”横浜隼人高校”が相手です。
逸る心を抑えつつ、花巻東ナインにフレーフレーとエールを送っています!
有難うございました。
コメントを投稿