2020年7月20日月曜日

寺之内 妙蓮寺の芙蓉の花

20日、上京区堀川寺之内バス停を西へ入った北側にある、本門法華宗大本山の妙蓮寺に、フヨウの花を観に行ったが、境内では今、白や紅・ピンクの「芙蓉」が見ごろを迎えている。
寺之内通りの妙蓮寺の芙蓉の花。
真夏を代表する芙蓉は、アオイ科フヨウ属で、原産地は中国、台湾、日本、開花期7~10月ごろに咲いて花の色は、紅、ピンク、白、別名:木芙蓉(モクフヨウ)という。
芙蓉は一つ一つに花が開く期間が短かく、でも次々に新しい花を咲かしてくる。
朝咲いて夕方には終わる一日花で、ムクゲと花が良く似ているが、木は枝を横に伸ばし葉は丸みを帯びた特徴がある。
芙蓉は柔らかな花姿と、1日で枯れてしまう儚さから、昔から美しい女性の例えとして使われてきたという。
本門法華宗大本山の妙蓮寺と日蓮大上人。
このことから、「繊細な美」「しとやかな恋人」という花言葉がつけられたという。
花は、直径10~15cmと大輪で、朝に開き、夜にはしぼむことが特徴。
日本南部に自生する落葉低木で樹高1.5~3mに生長し、夏になるとピンクや白の花を咲かせる。
こちらにもムクゲの花が咲いていた。
室町時代から鑑賞されおり、葉が落ち、冬にかけて黄褐色に熟した実だけをつけた姿は「枯れ芙蓉(カレフヨウ)」とも呼ばれている。
塔頭玉龍院の大手水鉢、産地、左京区白川 、直径・三尺(90cm)、高さ、四尺(120cm)、重量、約1.6トン(426貫目)平成19年に現在地に置かれているという。
境内は芙蓉の花が多く、妙蓮寺は“芙蓉の名所”である。(7/20撮影)

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