2018年1月24日水曜日

祇園甲部 お店だし

22日、祗園甲部の置屋・小田本さんと宮川町の堀八重さんでは「お店だし」があった。花見小路通りにある置屋・小田本さん前では12:30ごろ、火打ち石が鳴り響きお店だしが始った。
今日にデビューする「佳つ春」ちゃん、真新しい表札が輝いていた。
男衆さんは往来の烈しい中、黒紋付に身を固め緊張の面持ちで小田本さんの前でプロ写真家の計らいで記念撮影をした。
小田本さんの「佳つ春」ちゃん。
佳つ春ちゃんのお店だしがあり、それを取り巻くカメラマンたちの一団で嫌が上にも熱があがり混雑になった。
正装の黒紋付と扇子を持ち、男衆さんと共に「佳つ春」ちゃんは、「おかぁ~さん、どうぞよろしゅ、おたのもうします」と丁寧に頭を下げた。
祇園甲部は翌日、男衆さんと「佳つ春」ちゃんは「お店だし」のお礼参りがあった。
水色の着物と薄化粧をして一軒一軒廻った。
佳つ春ちゃんアッッ・・・ネコちゃんが、思わず掛より頭を撫でた!
一力茶屋の暖簾を潜った。
舞妓さんの「佳つ春」ちゃん、僅か15、16歳の初々しかった。
お茶屋、富美代さんの暖簾をくぐって笑顔の佳つ春ちゃん。
白川巽橋でぽっくりの音も軽やかに、男衆さんとご贔屓筋に廻って丁寧に挨拶をした。
お店だしとは幼い少女が晴れて正式に舞妓さんになった儀式することで『舞妓さんデビュー』のことである。(1/22撮影)

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