2017年2月3日金曜日

御金神社 節分会

2日、御池西洞院上る西側にある全国で唯一、金色の鳥居を持つ「御金神社(みかねじんじゃ)の節分会」に行った。神社は金属の神様を祀っていて、お金と書いて「みかね神社」という。
神社はビルの谷間のこぢんまりした境内で、第2室戸台風(1961年)の折、木造の鳥居が倒壊、金箔業者や地元の協力もあって2003年に金色に生まれ変ったという。
神社は地域住民の交流もあって19:00に節分祭が行なわれ、本殿で神事が行なわれ後、火打ち石で火をおこし古札焼納があった。
神社は、金乃神、金乃類を司る神で1883(明治16)年社殿を建立し金神さまの愛称で氏子、崇敬者で祀られるようになったという。
続いて、参列者全員、鈴で清めた。
金運にご利益があるとされ、境内には宝くじ当せんや株の値上がりを願う絵馬がたくさんぶら下がっていた。
元々は農機具や刀剣、鉱山などの金属の神様だったが、商売繁盛のために熱心に参詣する人が増えご利益のある神様と言われている。
町並みの変貌に埋もれる事なく、「お金の神様」として近年隠れた人気を持っている神社である。
最後はお下がりの御神酒や巻き寿司など、福豆もいただいた。
<御金神社(みかねじんじゃ)節分祭>
場所:京都市中京区西洞院通御池上る押西洞院町618番地
料金:境内自由
交通:地下鉄烏丸線「烏丸御池」下車、徒歩6分。
駐車場:無し

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