2011年10月27日木曜日

亀岡祭 山鉾巡行

旅籠町で巡行に先立ち、くじ改めの儀式
亀岡祭は別名“丹波の祇園祭”とも呼ばれている亀岡祭は鍬山(くわやま)神社礼祭として伝統と文化を伝える祭で、別名“丹波の祇園祭”とも呼ばれている。翁山、特徴は145cmの大きな車輪
稲荷山、江戸時代からの渋染半纏装束着用亀岡祭の起源は、室町時代にさかのぼるといわれ、大堰川の氾濫による水害などの災害封じを祈願するために始まった。鉦を叩く少年たち
本町の三輪山は三ッ鳥居が神門1573年~1592(天正年間)年の明智光秀の丹波攻略など戦国時代の混乱の中で一時衰えたが、江戸時代、歴代藩主の保護を受け徐々に復興をとげた。この鉾は過去、大津祭の三輪車や京都祇園祭の蟷螂山町の旧材などを用いられた
釣竿手に浦島太郎を神体とする江戸時代中ごろになると、それまで舁(か)き山(物を肩にのせて運ぶ)であった山鉾が、現在のように曳山になっていったという。自慢の見送りはオランダ人を描いた綴織
恵比寿像を神体とする山約三百年前にそれぞれの鉾町が工夫し、競い合ってつくり上げた各々の鉾は、鉾町の町衆が浄財を持ち寄ってつくりあげたもので、各山鉾町の町衆たちの手により今日まで受け継がれている。鉾からちまきも投げられた
八幡山は丹波開拓の神25日、山鉾巡行当日、11基の鉾が巡行集結した。旅籠町でくじ改めの儀式をし亀岡市長が奉行役に扮し、くじの順番どおりに山鉾が来たことを確認する。懸装品はすべて町衆の手作り
羽衣山は130年ぶりに平成14年に復元した旅籠町の通りは狭いが市民、観光客・観衆はくじ改めの儀式を見守った。町衆の結束の強さをものがたる
舁(かき)山だったが10年間の長い間町衆が倹約して改装に尽くした美しい染織品で飾られた山鉾から奏でるお囃子が城下町に鳴り響き、旧町内を練り歩いた。11基の鉾が本祭山鉾巡行のクライマックスを迎え賑やかな鉦・太鼓の囃子がより一層祭を盛り上げた。子供たちから老人までが行う楽しい伝統の祭である
縁結び夫婦和合の象徴、尉と姥なお23日は宵々山、24日は宵宮で各鉾町にて催があり期間中、鉾町はお囃子の音とともに祭ムードに包まれる。
'丹波の開拓神、鍬山大明神を神体とする亀岡祭が済むと丹波路は木枯しを迎え初冬をむかえる。
<亀岡祭>
会場:亀岡市旧町内
日時:2011/10/23(日)~10/25(火) 
   ※10/25の巡行の時間は10:00~12:00頃
交通:JR「亀岡駅」より南へ徒歩10分
料金:見学無料
問合せ先:JR亀岡駅観光案内所 0771-22-0691

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