2011年10月25日火曜日

時代祭2011 その2

つづく・・・曇空のなか、時代ともに忘れがちな昨今、京都三大祭り、葵祭、祇園祭の最後を飾る時代祭が23日、華やかに催された。阿仏尼
淀君、豊太閤の側室で浅井長政の長女時代祭は平安遷都1100年を記念して1895(明治28)年に始まった。
城南やぶさめ列、鎌倉時代平安神宮は創建116年で比較的新しい、京都の街おこしの集大成とし、平安京を造営した桓武天皇を祭神として神宮が建立された。平安時代の紫式部・清少納言
巴御前過去戦争や天災などで10回の中止の年もあったがことしで107回目を迎えた。和気清磨呂の姉で和気広虫、慈悲深く孤児を教育した
紀貫之の娘京都人の心粋と誇りが織り込まれている“風俗史の時代行列” 時代祭は京都の歴史を知る上でも華やかに大切に盛り上げるための伝統祭事である。百済王明信
小野小町鎌倉時代では城南離宮で行われた流鏑馬の狩装束の射手の武士の姿をしている。神饌物
平安時代中期、藤原氏が最も隆盛した時代の文官・武官や、平安時代の紫式部・清少納言や小野小町・巴御前、横笛の華やかな女性も現れた。さらに歴史は遡り桓武天皇平安京遷都延暦の頃へと続いた。
胡蝶は童女胡蝶祭神の乗る「ご鳳輦」白川女献花列、最後は弓箭組列、平安遷都の警備に当たる。時代風俗行列巡行は、人員約2000名牛馬70頭で京都御苑から烏丸御池通から河原町の繁華街を通過し、平安神宮に向う。巡行は約4,5kmの道のりで華やかに都大路を練り歩いた。2基の鳳輦の後からは・・・
祭神を乗せた鳳輦京都の三大祭といえば、5月15日の葵祭、7月17日祇園祭山鉾巡行と10月22日のラストを飾る時代祭である。源頼政に従って弓の術が多く居ったという花を献上する白川女
豪華な歴史絵巻が彩る大行列は8つの時代に構成され、京都御所に詰めかけた大勢の市民や観光客は広大な大パノラマに魅了した。今年の人出は、順延したためか昨年より2万人少ない5万人で1990年以降最も少なかった。(完)

0 件のコメント: