退院前日の6月20日月曜日、西京区の国道9号線沓掛口バス停付近で、午前5時前、水道管破損事故が発生した。洛西ニュータウン一帯で水道・都市ガスの供給が止まったと報道のニュースが流れた!
そんな大ニュースとは露知らず、明日は一ヶ月ぶりに自宅へ帰れることでワクワクしていた。しかし、病棟の患者が手術で朝から絶飲食で点滴や入浴もすませていたが院内もガスや水道の供給停止で手術が取り止めになってしまった。院内の夕食もナースから少し遅れると予告があった。
3階病棟窓から国道9号線外の車の往来みるが一見、普段と変わりなく流れている・・・だが病院のある南側歩道にはガス管復旧工事で人混みがあった。
一転、NHKの845ローカルニュースや21時の全国ニュースが放送された。
それによると洛西ニュータウンなど約1万5千世帯、その他、長岡京市や向日市にも及ぶ甚大な被害のガスの復旧は2,3日では終わらないという!
子供にもケータイ電話で知らせたが案の定、炊事時、どうしてガスが止まったのか解らない常態だった。RCV京都TVは字幕放送で「カセット式ガスコンロの貸出し」ついての事を流していた。この事を耳にした私は子どもに伝えた。深夜ガスコンロは届けてくれたという。
21日退院したが、水道はでるもののガスの供給もない、暑く汗を拭う日々、5日(4日)間もガスの供給もなく、都市生活の維持に必要不可欠な、ライフラインはズタズタでありお茶も沸かせないし風呂も入れない・・・
京都市は、西京ガス停止影響世帯に水道管に亀裂・破損し近くのガス管に穴を開けたのが原因だったとして謝罪文を配った。
今まで過去にあっただろうか“ガス管から水”が漏れるという事が・・全く前代未聞である。
22日、水曜日竹の里町のあっちらこちらで復旧作業工事が徹夜で掘り起こされていた。
洛西福祉事務所へ行ったが出口で朗報聞いた。大阪ガスの職員が京都エミナースで「カセット式ガスコンロ」の貸出しをしている小耳にした!
エミナースでは職員が総動員してカセットこんろ用の貸し出しをしていた。もう既に替わりのボンベを2,4本注文する人もおった!
私は所定の用紙に書き届けてくれるようにお願いした。何せ私は右上肢麻痺や退院2日目のためコンロの荷重は嵩高く自宅には持って帰れない!
だが水曜日、家事援助の日でヘルパーさんに炊事を頼んだ。そのためには「カセット式ガスコンロ」が必要だ。ヘルパーさんにコンロを取りに行ってもらった。それからの復旧工事はまだ3日も要した。
東日本大震災や原発に比べれば洛西ニュータウンなどは極少な事、されど電気・ガス・水道は必要不可欠な命綱、遇ってならない事である。
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