7月11日月曜日、午後から市バスと地下鉄を利用して再度山科区の勧修寺へ参拝した。
境内の参道は春、桜花爛漫のシーズンは見事だろうと思いつつ、映画のロケ地にもなるような白土塀を見ながら総門と入った・・・そこにはハスの花が咲き掛けていた。
中門を入ると美しい芝生越に右手に堂々とした宸殿(明正殿)が見える。また偃柏槙(ハイビシャクシン)から顔を覗かせた黄門様の燈籠がある。
本堂はやや奥まったところで、1662 (寛文2) 年に造営の仮皇居内侍所仮殿の旧材を用いて建築された。堂内の本尊「千手観音像」に心からお詫びし祈った。
あの忌まわしい骨折の日、5月23日は小雨だったが今日は晴天である。図らずも転倒し、左手首(左橈骨遠位端)骨折という事故現場をもう一度この目で見届けたく参った。ところが、松ではなく転倒した場所は「桜の木」だった。
転んだときに左手がアッ・・・しまった骨折だ!!と直ぐ思い、気が動転して訳が解らなくなっていたのだろう・・・。
大師を写真撮影しょうとバックしたところ、桜の木の根が邪魔して転倒した。
その日(5/23)は雨で、極力足元には注意に注意を重ねていたのだが、あと2,3枚で撮影は終了、今思えば甘い考えが失態だったとおもい反省している。
障害者になって14年、過去数回転倒しているが幸い打撲程度の軽症だった。だが出生後、骨折ということは一度もなかった。これからは年齢とともに心せねばなるまい!骨折して今日で7週目だがまだ骨は出来ていない・・・リハビリに専念しよう。
夏、アジサイの花と氷室池はハスの花のときを迎えている。ウルシの木があるが触らないでくれと書いてあった。またヤマモモの老木や立派な百日紅があった。
醍醐の山々が望め、奥行きのある空間が見事な勧修寺、四季の自然の美を兼ねた名勝である。(このブログは約一月遅れであることを承知願う)
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