2009年6月7日日曜日

ホタルの観賞会

ゲンジボタル
毎年多くのホタルが飛び交う桂坂野鳥遊園に、ホタルの観賞会が開かれた。
約100種類もの野鳥が生息する遊園は自然に満ちた桂坂の山裾にある。
園内を流れる人工の河川には「ホタルの小川」と名を付けていて、周辺は同園が養殖したゲンジボタルが夜の闇を彩る。


桂坂野鳥遊園のホタルの観賞会入口ホタルの小川
今年のゲンジボタルの観賞会は6月4日~7日、時間は19:00~20:30までの4日間、この時季に行っていると言う。また同園の関係者のお話によると、ホタルの飛び交う時間は20:00頃だそうである。
私の訪ねた土曜日は天候の条件もよく、たくさんの家族連れが小川を覗き込みホタルが青白い光を発光し、その飛び交う様に思わず興奮、感動をおぼえた・・・何年ぶりのことだろう!
桂坂野鳥遊園望遠鏡を覗く人たちところで小さなホタルの光が西日本と東日本で少し違うと言う?
西のホタルは2秒間隔で発光、でも東は4秒間隔で少し長く間が空く、その境は信州長野のあたりと考えられている。東西で発光周期があるとは驚いた!
お子たちも嬉しそう同園ではゲンジボタルを養殖している。
ホタルを通じて自然に対する意識を高めてもらい、ホタルが飛べる環境に向けて取り組んでいる。
ホタルの幼虫はカワニナという巻き貝を餌にして育つが、カワニナは清流にしか生育しない、水の環境がすぐれているという証拠。たくさんの努力があって、ホタルが育つ環境が守られている。
ホタルの飼育などにあてる経費として100円の協力金が必要だ。 
障がいのある方やこども(18歳未満)の方は除くとの事。
梅雨のときホタルが闇を彩る、夏の雰囲気がした。
【所在地】京都市西京区御陵北大枝山町1ー100
【交通機関】
 市バス西5、京阪京都交通バス、ヤサカバス「桂坂小学校前」下車、山の手へ向かって徒歩10分 
※駐車場は無し。
【お問い合わせ】TEL&FAX:075-332-4610

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