長保5年(1003)菅原道真公の父が六条河原院に創建したのが始まりで、天正15年(1587)豊臣秀吉により現在地に移された。 錦小路にあることから錦天満宮と呼ばれるようになった。
祭神は学問の神様・菅原道真公だが、新京極通に面し、錦市場の端にあるという場所柄、学問だけでなく商売繁盛にもご利益があるとされていて付近の人々の信仰も厚い。
錦通りの商店街に建っている天満宮の鳥居の両端が民家の2階に食いこんでいて、一見奇妙な光景。それが京都らしい観光名所の一つとなっている。
境内末社には源融を祀る塩竃社や、床浦社・日ノ出稲荷社などもある。また、錦天満宮境内の井戸からは、京の名水にも数えられる「錦の水」が湧きだしている。錦市場でお買い物をした後、料理に使う水などを汲みに来る人も多い・・・保健所お墨付きの飲用できる名水で、水温は年中17~18度ペットボトル持参でお参りする参拝客も多い。この辺りは砂利層で、良質の水が湧く地域とか!
“京の台所”と呼ばれる錦市場もやはり水質がいいのが発展の要素のひとつだった。まろやかな名水のおいしさをちょっと味わってみては如何・・・
京都の繁華街“京極通り”の中にある、京の台所・錦市場は商売繁盛の神様として商人さんたちもよくお参りに訪れる。
繁華街のど真ん中にある錦天神さん、錦天満宮は錦市場を中心に厚く信仰されている。京の台所を守る「錦の水」は今も湧き出る!
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