2009年4月18日土曜日

2009 造幣局・桜の通り抜け

様々な名が付いている「楊貴妃」
花がまとまって付き手まりの様、淡紅色の八重咲で花弁数は10数枚。
大阪市北区天満の旧淀川沿いにある造幣局の桜の通り抜け行った。
大川(旧淀川)沿いの全長560mの通路を造幣局は、毎年4月中旬頃の桜の開花時に、一般花見客のために一週間開放している。関山、東京荒川堤の桜。 簪桜、京都嵯峨野の造園家・佐野藤右衛門氏が東北旅行中見つけた。
昔から景勝の地として名高く、春は桜、夏は涼み船、秋は月などと四季折々の賑わいをみせ、特に春の桜は有名で、対岸を桜の宮と呼ぶにふさわしく、この一帯に桜が咲き乱れていたといわれている。今年の花「平野撫子」桜を背景にハイボーズ
造幣局の桜は、明治の初めに藤堂藩の蔵屋敷(現在、重要文化財指定・泉布観の北側)から移植されたもので品種が多く他では見られない珍しい里桜もある。
桜満開、笑顔が自然と・・
妹背、京都平野神社の名桜明治16(1883)年、当時の遠藤謹助局長が「局員だけの観桜ではもったいない。大阪市民の皆さんとともに楽しもうではないか」との提案により、構内の桜並木の一般開放が始まった。いつしか「通り抜け」と呼ばれるようになったという。造幣博物館と桜御衣黄、貴人の御衣の色に似ているところからこの名。黄緑の花が特色。
造幣局の前で一休みしていると、老人が話し掛けて来た!
7年くらい前「通り抜け」は来たというが私は始めてだった。
吹田からの老人で歩き疲れたといって休んでいた。日本全国を車で旅する健脚老人で87歳で車は止めたという。現在91歳大正7年生まれと言う、この25日からは東北、青森・弘前、秋田の角館にも行って桜を観るという・・・元気なおじぃーちゃんにも遭遇した!遅咲きの八重桜、美しさはたとえようもないさくらの妖しい魅力、楊貴妃
何よりも「さ・く・ら」はパワーがもらえるから嬉しい・・・みんな、それぞれにケータイやカメラに桜を記念撮影するが、警備員は「立ちどまらないでー」を連呼!・・・桜観客人は人気のスポットでポーズを撮っていた!東錦、荒川堤にあった里桜。優雅な大輪の花。芯も淡紅色に・・
現在構内にある桜は、関山、普賢象、松月、紅手毬、芝山、楊貴妃など約126品種、約348本を数えているが、大半は遅咲きの八重桜で、満開時の美しさはたとえようもない。普賢象、室町時代から有名の桜。花の中から二つの変り葉が出てくる、普賢菩薩の乗った象の鼻に似ている。手の届くところに桜の花がある。
今年の花「平野撫子」や新参の桜に加え、造幣局以外ではめったに見られない、大手毬や小手毬といった珍種も必見だった。
明治16年に開始した桜の「通り抜け」も今春には126年を迎え、浪速の春を飾る風物詩として、人々に愛されている。
その他の写真
2009年 造幣局桜の通り抜け 
と こ ろ 大阪市北区天満1-1-79
開催期間 4月15日(水)~21日(火)
時間  平日 10:00~21:00
     土日  9:00~21:00
南門「造幣局(距離約560m)」天満橋側から北門桜宮橋側への一方通行。 

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