2018年7月7日土曜日

祇園祭 長刀鉾 太平の舞

5日、祗園祭の長刀鉾は午後3:00から神事始めの儀式「吉符入り」を行ない、山鉾巡行(17日)で先頭の大役を務める稚児が長刀鉾の上で舞う「太平の舞」が披露された。
お稚児さんの小林勇太朗(こばやしゆうたろう)君(8歳)と補佐役で禿(かむろ)の大岩勇仁君(9歳)と伊東諒(まこと)君(8歳)が現れた。
祇園囃子の音色が響き渡る中、15時10分ごろ四条通に面した町会所の二階に、華やかな毛氈が引かれ、クジャクの羽ついた冠と振袖のお稚児さんと介助役の禿が登場した。
祭の無事を祈願しておこなうもので、太平の舞は、 最初はスローテンポで行なわれ、除々にアップテンポな調子でおこなわれ、介助役の禿たちも「うちわ」を大きく動かした。
囃子の曲に合わせお稚児さんは両手を大きく高く上げ、外に向かって左右に大きく身を乗り出しバチの太鼓をトントンと鳴らした。
お稚児さんと禿2人は太平の曲に合わせ真剣な表情をして舞った。
お稚児さんの小林君は、若草色の裃姿(かみしみ)と「蝶とんぼ」の冠で、太平の舞を披露した。
祇園祭 長刀鉾 太平の舞。
四条烏丸の町会所前は雨の中、「太平の舞い」を観る市民、観光客で溢れ、行き交うバスや車などが混雑した。(7/5撮影)

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