第24回京都市地域リハビリテーション交流セミナーに参加した。会場の身体障害者リハビリテーションセンターは、10日午後2時から4時、中京区御前四条西北角にある。
この催しは、主催・地域リハ協議会、後援・府医師会が毎年2月に催している。ついこの間と思ったが、地域リハビリ交流セミナーから早や一年の歳月が流れる。
昨年、交流セミナーで京都府宇治市の中岡さんは稀少難病(遠位型ミオパチー)の障害を抱えならが、それぞれの道を積極的に強く歩んでいることを知った。2月6日TVニュースで稀少難病の人たちが国立京都国際会館に集会して訴えているのを見た。
『いつ誰にでも起こりえる』ことを忘れてはならない障害!
今回は、関西盲導犬協会・久保さんから「盲導犬の訓練実演」、盲導犬ユーザー福島さんからの講演が開かれた。
公益財団法人 関西盲導犬協会は京都府の認可を受けて1983(昭和58)年、亀岡市に設立。5年後、盲導犬総合訓練センター開設した。
1991(平成3)年には両陛下も視察され、2004(平成16)年には当協会を舞台にした映画「クイール」が公開され話題になったという。
2010(平成22)年には、公益法人に移行した。全盲の方が全国では30万人、京都府は1万1千人、盲導犬は何処へでもよろこんで、早く正確にスピーディーに対処してくれるが日本では僅か1万1千人の方の利用者しかなく、質の高い盲導犬育成するためには、補助金は欠かせない。見えなくなった人へ福祉行政は「白杖や盲導犬」を渡すほか、歩行指導(共同訓練)が大切となり、目の不自由な方がユーザーとなるため約4週間盲導犬と歩く方法や飼育など学ぶという。また数々の表彰を受けて居られるが福島さんは2007(平成19)年、秋の叙勲の際、皇居宮殿に初めて入った盲導犬としても話題となった。現在、盲導犬ユーザーとして4頭目である。
盲導犬に装着する胴輪「ハーネス」は、ユーザーにとって目であり友であり、かけがえのない存在なのだ。勇気を持って「何かお手伝いすることはありませんか?」と気軽に声を掛け合おうではないか!
四条御前下る、朱雀第七小4年39名の内30名の皆さんも目の情報の大切さを実感し、熱心にお話を聞いていた。
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