神聖な神相撲に引き続き、少年横綱土俵入と洛西地区小学生四年生から六年生による「豆力士」が東西に分かれ奉納相撲大会が行われた。
一歳前後の男子乳児による“赤ちゃん相撲”が行われた。
赤ちゃん土俵入りは、行司にママが赤ちゃんを渡し、神相撲を取った力士の手に抱えられ、土俵でシコを踏み、最後に土俵に寝かせて土をつけるとスクスク元気に育つという縁起ものの儀式。
生後一年、初めてママから引き離されて、知らないおじさんに抱かれる!
赤ん坊は不安で仕方が無い!
行司に抱えられて土俵入りした赤ちゃんは神相撲の二人の力士に預けられる。
力士は、小さな赤ちゃんを抱えながら、左手と右手で「ヨイショ、ヨイショ」とシコを踏む、おとなしい子・泣き叫ぶ赤ん坊などに・・・観衆はやさしい笑顔をおくっていた。
土俵の上に足を踏ん張り、ゴムのようにビョーンと反り返り仰向けにできない赤ちゃんもおり、二人の行司役と力士も抱っこしてシコを踏む役も儘ならない!
その柔肌に、小さな“フンドシ”が巻かれ「祈・大原野神社・健」の文字が書かれていたが、儀式もすんで、赤ちゃんはベビー服に着替えをすると普段の笑顔になった。
御田刈祭は五穀豊穣を願い、古式による神相撲神事など赤ちゃんの泣き相撲も行われる意味深いものがある。
<御田刈祭>
大原野神社
住 所 :京都市西京区大原野南春日町1152 電話:TEL075(331)0014
拝 観:境内無料
駐車場:無料
交 通:阪急京都線東向日駅・阪急バス「南春日町」下車徒歩10分
阪急京都線桂駅・市バス臨西2番「南春日町」下車徒歩10分
JR向日町駅・阪急バス「南春日町」下車徒歩10分
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