2009年9月15日火曜日

境内でナイトコンサート

小学生によるエレクトーン
最初は「かぐやひめ」で演奏大原野神社御田刈祭、奉納相撲は毎年9月10日に決まっていたが、最近では、9月の第2日曜日に開催されている。この神事は292年前から続く五穀豊穣を願う伝統の祭事である。
特に地元小学生による「豆力士の土俵入り」や誕生1年前後の男子乳児の「赤ちゃん土俵入り」は他所で見ることが出来ず、好評を博している。
夕方、18時から神社境内で氏子青年会達が主催でナイトコンサートが催された。
コンサートにはたくさんの観客、100席余りの椅子が用意されていた。
昼は地元の子供達の相撲大会だったがコンサートでは、日頃練習で鍛えた技術を披露するため幼稚園生や小学生によるエレクトーン、ギター演奏が続く。高い舞台に上った子供達の緊張した振る舞いに会場は和やかな笑みが広がる。ギターを演奏する子琴とフルートは斉藤さんと松波さん
次は琴とフルートの合奏で「春の海」とドリカムの「ラブ・ラブ・ラブ」の二曲を演奏した。春の海は琴の軽やかな音色とフルート伸びやかな音がマッチしていた。
また、地元京都芸大音楽部三回生の2人はピアノとバイオリンの演奏、モーツアルトの曲が奏で、初秋の夜長を満喫した。会場は本殿前の広場で周辺は深い木立が茂っている。演奏の合間に聞こえる”こおろぎ!の涼やかな声が賑やかだ。
久し振りに聴く、琴・フルートやバイオリンとピアノ、心地よい空間に酔い痺れた!
自然の虫の声と音楽が重なり合い、とても不思議な気分で感動した。
地元学芸大の瑞穂さん大太鼓最後は、洛西竹太筒の登場だ。はじめて見る楽器で活動エリア西京区で活動メンバーは人数13名という。最初は「かぐやひめ」で演奏が始まった。現世を離れ、幻想の世界に溶け込んでいく。ふと、かぐや姫が月へと旅立つ様子が・・・
1985年「竹太筒(たけだいこ)」が誕生したもので竹太鼓とは言わないという!
竹太筒とは竹を素材にした創作太鼓集団だという。
最後の演奏は「あらし」で、多くの子供達が舞台に上がり8拍子の賑やかなリズム演奏が始まった。自然と笑顔が浮かぶ、楽しい夜だった。各地のイベントにも出演依頼も多く好評を得ている。また海外の公演も多く、地元の人たちに絶賛されているという。 竹太筒
舞台に上がり8拍子リズムで・・昼の豆力士や男子乳児「赤ちゃん土俵入り」も好かったが洛西竹太筒は迫力があり充実した楽しい時間だった。神社の境内でのコンサートは、様々なジャンルの演奏が一同に行われ一夜を楽しく過ごすことができた。

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