2009年7月14日火曜日

祇園祭 長刀鉾稚児「社参の儀」

記念撮影
笑顔が可愛いお稚児さん
京の夏のおまつり、祇園祭・山鉾巡行で先頭を行く長刀鉾稚児の「社参の儀」が、東山区の八坂神社で行われた。稚児社参の儀は、お稚児さんが、神の使いとしての資格を得る儀式で、「お位もらい」とも言い、稚児は十万石の大名と同じ「正五位少将」の位を授かる。
八坂神社の本殿では、稚児らが神妙な面持ちでおはらいを受けていた。祇園石段下で!
四条花見小路付近で稚児は、この日から、精進潔斎の毎日を送り17日の山鉾巡行を迎える。
稚児らは山鉾巡行まで「神の使い」として扱われ、「女性が作ったものを食べない」「地面に足を着けない」などの決まりがあり、強力(ごうりき)と呼ばれる人の肩に乗って行うなど厳格な日々を過ごすことになる。稚児と補佐役の禿、二人を従え
本殿で参詣者を見守る青龍下京区烏丸通り四条東入るの長刀鉾町では、午前10時、蒸し暑い天気となったが金色の立烏帽子に狩衣姿の稚児と補佐役の禿(かむろ)二人を従え町内の役員等共々に、ゆっくりと白馬にまたがり八坂神社を目指して四条通りを東へと進んだ。 八坂神社山門
神社の氏子・京和菓子「鍵善良房」で知られる八坂神社のお膝元、創業270年を数える老舗は代々、神社の氏子・京和菓子「鍵善良房」で知られる。ことしは長男の今西優太朗くん(8)歳が長刀鉾の稚児に選ばれた。今西家3代の晴れ舞台だ! 強力の肩に乗って退場する
補佐役の禿二人と町内の役員等道中、今西君は、大きな声でいとこの名前を呼んだり、氷を口にふくませてもらって、しばし、涼をとるなどして茶目っ気たっぷりな様子で沿道からは「まぁ~可愛い~」と大きな拍手が沸き起こった。シャッターチャンスを逃すまいとアマチュアカメラマンも必死で切るのが伝わった!あぁ~つかれた~ セサミ号と岸本調教師さん
ところで、毎年13日から稚児の社参には、きらびやかな装束を身に纏い白馬に乗り八坂神社に詣でる。稚児はこの日から、神の使いとなり精進潔斎、汚れた地面に足をつけず、移動は馬に乗る。その白馬がじつは知る人ぞ知る“名優”だという!23歳で名はセサミという!時代祭では巴御前や金沢で前田利長を乗せたという。テレビなどの時代劇にはあの「暴れん坊将軍」や「鞍馬天狗」イベントには欠かせない売れっ子だ!
平凡な乗馬クラブから、「セサミ」号は昨年、一昨年も「神の使い・稚児」を乗せた。
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2 件のコメント:

平安人(2) さんのコメント...

おはようございます~♪
 凄い行動力
どこにそんなパワーがお有りなのか
びっくりして、可愛いお稚児さんの
神妙な顔、愛くるしいお顔
シャッターチャンスバッチリ!
 とても臨場感が有るなぁと感心しながら
記事も拝見しました
 私はこれでも月~金曜日まで、一応講習などが有って、タイミングよく出かける事は出来ません。授業料が勿体なくて(--〆)
 こちらで、ブログを拝見するのがとても楽しみです!(^^)!
 

gottuan さんのコメント...

こんばんは!
    平安人さん

コメント、有難うございます。
随分遅くなりまして申し訳ございません。
いまは、祇園祭の最中、宵々々から行って
暑いけど、心が晴々しています!

しかし、13日は市バスは渋滞して危なく遅れるところでした。