2009年7月1日水曜日

野宮神社(ののみやじんじゃ)

3年毎に立て替えられる”黒木鳥居”
本殿中央に野宮神社の祭神京都・嵐山嵯峨野、竹林の小径の奥地に清らかな野宮神社がある。
野宮神社は伊勢神宮の斎王(天皇一代に限って祭祀に奉仕する未婚の皇女)が、伊勢神宮下向前に3年間籠もり、心身を清めたという伝えられる古刹。
皇太子殿下も参詣黒木鳥居は四国の高松から奉納されている
”黒木鳥居”という、黒い樹皮がついたままの珍しい木の鳥居が現れる由緒ある神社。黒木鳥居はクヌギの木の皮を剥かないまま使用している。
日本最古の鳥居の様式で近年クヌギの樹木が少なくなり、四国香川県から取り寄せている。小柴垣はクロモジの木。天皇陛下の御即位式で鳥居が建てられ「大嘗祭(だいじょうさい)」も黒木鳥居も小柴垣に囲まれた聖地。例祭に使用するのだろうか?秋篠宮は白福稲荷大明神へ参拝
境内には3つの祠があり、本殿中央に野宮神社の祭神・野宮大神(天照皇大神)、右側には愛宕大神、左側に白峰弁財天が祀られている。さらに、子宝安産、商売繁盛・白福稲荷大明神や良縁結婚の神さま・野宮大黒天、交通安全、財運向上の神さま・大山弁財天も祀られている。本殿野宮大神では、修学旅行生の生徒さんが「正しい参拝の仕方」を付添いの先生から教わり実行していた。亀の形の石を撫でると願いが叶うといわれる神石じゅうたん苔
また中でも、縁結びに御利益があるといわれる野宮大黒天は人気で、若いカップルや女性が多い! 野宮大黒天の脇にある亀の形の石を撫でると願いが叶うといわれる神石「亀石」がある。一年以内に願い事が成就すると言う。
野宮神社は「源氏物語」の舞台や謡曲、和歌などにも表れ、黒木鳥居や小柴垣は、その当時のままの遺風を留めている。野宮神社は竹林も美しく、嵐山観光の憧れの一つにもなっている。野宮「じゅうたん苔」など縁結び、子宝安産などの神さまとして人気を集める神社だ!天井まで一杯に書かれていた
若いギャルが…
毎年10月の例祭において「斎宮行列」として、その様子を再現し平安の風情を現在に伝えている。嵯峨野巡りの起点として今も多くの方々に交通安全、縁結び、進学、安産、商売繁盛の神様として全国から崇敬を集めている。
拝観時間:午前9時~午後5時
拝観料金:境内自由
定休日:無休
駐車場:なし
アクセス:JR「嵯峨嵐山」駅 下車 徒歩5分、京福電鉄「嵐山」駅 下車 徒歩5分
阪急電鉄「嵐山」駅 下車 徒歩10分
京都市バス 「野々宮」バス停下車 徒歩3分

2 件のコメント:

平安人(2) さんのコメント...

 相変わらず、とてもアクティブに行動されていますね。
私なんか足元にも及びません。
 唯一つ気になったのは、写真です。
クリックして大きくの時間がかかりすぎませんか?
 ブログをご覧になられる方はなかなかクリックして下さいませんね。
それとコメント開けておられたのですね
すみません、気づきませんでした。
 皆さんにお知らせされていますか?
勿体ないと思いつつ拝見しました。

gottuan さんのコメント...

平安人さん、コメント有難うございます!

ご忠告、心に留めておきます。

なかなか思う様になりませんが、これからも

よろしくお願いいたします!