京都・西京区にある衣笠山地蔵院(じぞういん)は、京都バス停(鈴虫寺)から南へ徒歩約3分、住宅街の一角にある。衣笠山を背景に総門から本堂へ続く砂利道の脇は竹林となっている。地蔵院は西芳寺(苔寺)近く、竹と楓に覆われてひっそりと佇み、別名”竹の寺”としても親しまれている。
地蔵院は、臨済禅宗の寺で夢窓国師を開山とし、伝教大師の作で延命安産の地蔵菩薩を本尊としている。本堂内には、中央に伝教大師の作と伝える本尊の延命安産の地蔵菩薩と右に開山の夢想国師・宗鏡禅師が左には開基の細川頼之公の各木像が安置されている。
貞治6年(1367)、足利幕府の官領・細川頼之が夢窓国師を招いて開山した寺で、当時は堂々たる伽藍(がらん)を誇ったが、応仁の乱で焼失した。後に本堂と方丈、庫裏が再建された。江戸時代の貞享3年(1686)再建されたもので、方丈の前庭は、スギ苔の中に自然石を配した枯山水の庭で、石を羅漢に見立てて”十六羅漢の庭”と呼ばれる。
3月中旬、開花の名椿「胡蝶佗助(こちょうわびすけ)」や五葉松などもあるが、いまスギ苔が素晴しい!「来鳳軒」の縁側に座り、お抹茶(別料金500円)を頂きながら細川頼之公が愛した「十六羅漢の庭」をゆったりと眺めながら時を過ごすのもよい。残念なことに 庭園など方丈は撮影禁止である!
本堂の左手(南側)には、自然石で造られた二つの墓が見られた。
宗鏡禅師と細川頼之の墓で、頼之は三河国(愛知県)の生まれで、将軍足利義満を補佐していた管領職であった。また応永元年(1394)、一休禅師はこの近くの民家で誕生した。幼少の頃、このお寺で修行されたという。
地蔵院は、約4000坪の境内の半分が竹林に覆われていて、「竹の寺」と呼ばれるとおり、門を入ってからずっと竹林の径が続く・・・風が吹くたび竹がきしみ、独特の音を奏でる。春夏秋冬、静寂な佇まいは、物語る・・・隠れた紅葉の名所でもある。
<地蔵院へのアクセス>
住 所:京都市西京区山田北ノ町23
交通案内:阪急電車 上桂下車 徒歩約13分
京都バス 苔寺下車 徒歩約3分 市バス 苔寺口下車 徒歩約10分
駐車場:自家用車5台分あり 無料 (民営駐車場、歩10分、有料)
車椅子:見学不可
拝観時間:9:00 - 16:30(受付終了・16:30)
休 日:無休
拝観料金:大人、大学生、高校生500円(400)
中学生、小人、 300円(200)
障害者、400円
お問合せ:075-381-3417・団体要予約(30名以上)
地蔵院は、臨済禅宗の寺で夢窓国師を開山とし、伝教大師の作で延命安産の地蔵菩薩を本尊としている。本堂内には、中央に伝教大師の作と伝える本尊の延命安産の地蔵菩薩と右に開山の夢想国師・宗鏡禅師が左には開基の細川頼之公の各木像が安置されている。
貞治6年(1367)、足利幕府の官領・細川頼之が夢窓国師を招いて開山した寺で、当時は堂々たる伽藍(がらん)を誇ったが、応仁の乱で焼失した。後に本堂と方丈、庫裏が再建された。江戸時代の貞享3年(1686)再建されたもので、方丈の前庭は、スギ苔の中に自然石を配した枯山水の庭で、石を羅漢に見立てて”十六羅漢の庭”と呼ばれる。
3月中旬、開花の名椿「胡蝶佗助(こちょうわびすけ)」や五葉松などもあるが、いまスギ苔が素晴しい!「来鳳軒」の縁側に座り、お抹茶(別料金500円)を頂きながら細川頼之公が愛した「十六羅漢の庭」をゆったりと眺めながら時を過ごすのもよい。残念なことに 庭園など方丈は撮影禁止である!
本堂の左手(南側)には、自然石で造られた二つの墓が見られた。
宗鏡禅師と細川頼之の墓で、頼之は三河国(愛知県)の生まれで、将軍足利義満を補佐していた管領職であった。また応永元年(1394)、一休禅師はこの近くの民家で誕生した。幼少の頃、このお寺で修行されたという。
地蔵院は、約4000坪の境内の半分が竹林に覆われていて、「竹の寺」と呼ばれるとおり、門を入ってからずっと竹林の径が続く・・・風が吹くたび竹がきしみ、独特の音を奏でる。春夏秋冬、静寂な佇まいは、物語る・・・隠れた紅葉の名所でもある。
<地蔵院へのアクセス>
住 所:京都市西京区山田北ノ町23
交通案内:阪急電車 上桂下車 徒歩約13分
京都バス 苔寺下車 徒歩約3分 市バス 苔寺口下車 徒歩約10分
駐車場:自家用車5台分あり 無料 (民営駐車場、歩10分、有料)
車椅子:見学不可
拝観時間:9:00 - 16:30(受付終了・16:30)
休 日:無休
拝観料金:大人、大学生、高校生500円(400)
中学生、小人、 300円(200)
障害者、400円
お問合せ:075-381-3417・団体要予約(30名以上)
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