北野天満宮 大茅の輪

24日、北野天満宮では 夏越（なごし）天神ともいわれ、真夏をひかえ健康と厄除け・無病息災を願うための「大茅の輪くぐり」が楼門で行われた。

楼門に茅（かや）で作った「大茅の輪｣をくぐると一年中無病息災、特に夏の病気にかからないと伝えられている。

奉製の「大茅の輪」は、毎年右京区京北町より刈り出し干し上げた茅で輪くぐりは京都最大である。

人は知らず知らずに犯した罪や心身の穢れを祓い清めて、本来の姿に戻るための「大祓」が行われる。

茅を青竹に巻き上げた後、楼門に掲げる作業は、相当な重量のため、職員が総がかりなものである。

先ず、左に一廻り、次に、右に一廻り、左まわりと八の字に三回通って穢れを祓うという。

北野天満宮では25日～30日にも夏越の大祓（なごしのおおはらい）の茅の輪くぐりを行っている。（6/24撮影）