2014年11月13日木曜日

大覚寺 嵯峨菊花展と紅葉

11日、嵐山モンキーパーク・いわたやまを間近で観察、その後、恒例の大覚寺嵯峨菊花展が見ごろを迎えているので出かけた。珍しい嵯峨菊は大沢池の菊ケ島に自生していたという。
毎年11月1日~11月30日までの一と月間、境内に開催されている。嵯峨菊は姿かたちが繊細で弱々しく華奢で嵯峨野独特の野菊を品種改良したもので約600鉢が展示されている。毎年11月1日~11月30日までの一と月間、境内に開催されている。
白色は嵯峨の雪という。
桃色は藤娘という。菊嵯峨菊は古代菊で江戸時代に品種改良が進んだ菊の一種で、日本三大名菊の一つに挙げられるという。
朱色は小倉錦という。
黄色は右近橘という。気品のある「門外不出」の細い花弁の嵯峨菊は、全くハデさのない菊だが、けな気に無心に咲き人の心を癒してくれる。
嵯峨天皇の時代、離宮だったころ嵯峨菊は大沢池の菊ケ島に自生、野菊を長い年月かけて王朝風に「天、地、人」に仕立てたものであるという。
紅葉の霊明殿を望む。
御霊殿前で三人の僧侶が読経にきた。花は先端に三輪、中程に五輪、下に七輪と「七、五、三」の3段に咲かせるという。
霊明殿から勅封心経殿(ちょくふうしんぎょうでん)と御影堂を望む。
嵯峨菊の仕立て方にはルールがあり一鉢に3本仕立て、観賞するのによい高さ2mに育てるという。
菊色は「嵯峨の雪」という白と「右近橘」という黄色、朱色は「小倉錦」、桃色は「藤娘」と4色あり春夏秋冬を表現しているという。た。
朱塗りの橋を渡り、嵯峨菊発祥の地の天神島・菊ヶ島へ。
放生池から心経宝塔を望む。大覚寺の紅葉も素晴らしく、大沢池を散策して見た。
護摩堂と紅葉。
カラスではないよ、川鵜が2匹羽を休めていた!風情ある嵯峨菊花展をゆっくり観賞しながら元嵯峨天皇の離宮、王朝風の典雅な雰囲気の回廊を散策、嵯峨菊と紅葉が見られ好い日であった。
<大覚寺 嵯峨菊展と紅葉>
住   所:京都市右京区嵯峨大沢町4(大覚寺境内)
拝観時間:9:00~16:30
拝観料金:大人500円 / 小中高生300円 ・障害者手帳提示無料
交   通:市バス28,91,92系統終点「大覚寺」
        京都バス61,71,80,81系統終点「大覚寺」下車すぐ前       
               JR嵯 峨野線「嵯峨嵐山」駅下車徒歩約15分
駐車料金:乗用車500円
お問合せ:075-871-0071(代表)

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