10日、左京区の京都薬用植物園「秋の特別見学会」にMさんの申し込みでUさんと三人で参加した。各グループになって漢方処方園から温室を回り、係員から丁寧な説明をお聞きした。
それから自由行動となって、紅葉が深まるなかを森林を散策、標高194mの頂上から見る街並みは一寸したハイキングコースで宝池や岩倉方面が見えた。
最初は漢方処方園、蜘蛛の巣と実太ナツメを写真に撮った。
サラシナショウマ(左)は根茎は生薬で解熱、解毒、抗炎症作用があるという。
左、チョウジノキ(フトモモ科)は嘔吐、シャックリなど花蕾に成分があるという。黄色い花を咲かせるチンネベリセンナ。
中国江西省のトウシキミでインフルエンザ治療薬「タミフル」の製造が原料になったこともある。
左、キントラノオ科の「アセロラ」とミラクルフールツはアカテツ科の低木で、酸っぱいものを甘く感じさせる効果があり、糖尿病に好いとされている。
誰でもご存知のパパイヤは果実が消化4、抗菌作用がある。ナス科のブートジョロキアという。
原産国のメキシコでダリアは国花に指定されているキク科のコダチダリア、グアテラマの高地に分布し茎が木質化し高さが4~5mにもなり美しい花を咲かせていた。右、リンドウ。
自由散策で各自思い思いに行動し、野山の実りを感じて歩いた。
この薬用植物園は某薬品メーカーが1933年(昭和8)に京都薬草園として開園したという。 永観堂の紅葉につづく・・・(11/10撮影)
<京都薬用植物園>
住所:京都市左京区一乗寺竹ノ内町11
電話:075-781-6111
見学:事前=予約必要(春・夏・秋3回)
交通:地下鉄烏丸線松ヶ崎駅 市バス北8番一乗寺清水町下車徒歩15分
叡山電車 修学院駅下車徒歩15分
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