日ごろ公開されていない京都御苑内のトンボ池は市民に自然に親しんでもらうため春と夏一般公開をしている。


京都御苑内の人工池「トンボ池」が8/3~8/5に一般に公開され、昨日(4日)行って来た。トンボ池は御苑内の南東部にあり深さ50cm、約15m四方の小さな池で1996年(平成8)から定期的に公開している。


池の水源は雨水と地下水で、水温は1年を通じほぼ一定だという。
トンボ池は丸太町通り富小路休憩所の北側にある正方形の池で、人との生活環境に近いところで、安定した生態系を持つ多様な動植物の生息空間(ビオトープ)として人口池が造られ環境省京都御苑が整備している。


府立植物園でオーストラリアの蓮を鑑賞してから直行した。京都御苑には多くの植物や野鳥・昆虫・キノコやなどが自然の状態で存在している。
このトンボ池にも生き物が生息し「モリアオガエル」の幼生がキショウブやハスの根もとで休んでいたが他にも目を凝らしてみると昆虫はたくさんあっておもしろい・・・。


名前の通り、人口池のトンボ池には「モノサシトンボ」や「オオシオカラトンボ」が飛び回っていた。10:00ごろ、クサギの花にはカラスアゲハやナガサキアゲハ蝶が来ていたが・・・暑さのためか飛んでこなくなった!
ところで、カエルと言えば水の中の印象があるが、モリアオガエルは主に樹上で暮し、産卵の時だけ水面を登りソフトボール程の白く泡に包まれた卵を産み、ふ化したオタマジャクシ(幼生)は落下する。しばらくは水辺で生活しやがて森の中の樹林で生活をする。


ただ残念なことには写真がピンボケになりお見せ出来ない事をお詫びしたい・・・。
京都御苑のトンボ池は、広さ約2千㎡小さな森の生態園だが夏休みの家族連れの方が自然観察に来ていた。
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