15日午後2時、心臓カテーテル検査の結果、異常の無いことが判明され、翌日昼過ぎ退院になった。ご心配をお掛けしました方にはこの場を借りで謹んで申し上げます。
14年と長い歳月、障害は不自由だけれども、いままで元気にやって来た。
今年5月22日M・Sさんが急死した!
寿命といえばそれまでだが、人の命の儚さ無常を友の死が教えてくれた。
脳外科のMRIや血液検査は年数度行っているが、狭心症や心筋梗塞の検診は受けていないのが事実である。一見、健康なようでも突然病魔は襲ってくる!
14日2時ごろ、入院荷物を抱えながらシミズ病院に行き一時間程レントゲン撮影や心電図など生理学検査エコーで調べ、やっと3階の210号室の4人部屋に入った。他の3人は脳外科の方であったが比較的軽症にみえた。
翌日、5時45分起床、病院は9時消灯で目覚めは早い・・・1階の外来待合室に行ってみて驚いた。外はまだ真っ暗なのに10数名の方が診察券を出し並んでいた!
8時、朝食を食べ終わっていると循環器科の先生が回診し、午後から心臓カテーテル検査をするといった。看護師は10時ごろから点滴の用意を始めて、下腹部体毛を剃るという、男子の看護師で冗談を交えながら剃った。これは「大腿動脈穿刺」の後の止血の粘着テープをするためであった。両方の足にはキツイ目のストッキッグが履かされ、血が脳や肺や心臓など予防の為と言っていた。また小水も測っている。
12時半ごろになり、前開きの手術着に換えた。血圧・体温測定も万事整っている。
看護師は、検査後手術になればこの部屋には戻らず、1階のICU治療室に向かうが、何もなければ戻るといった。
覚悟は出来ていた。狭心症の疑いで場合によってはステントをいれて症状を改善して冠動脈の狭窄を解除すると先生はいっていた。
覚悟を決めろ、覚悟さえ決めれば勇気も勝手に湧いてくる。何も怖くないと自分に言い聞かせた・・・。3階の210号室を後に台車に乗せられて、1階の心臓カテーテル検査前に着いた。
10数名の多勢のスタッフが待ち構えていて、準備万端整えて直ぐ、先生が中心になり局所麻酔したが痛くはなく、足の付根による大腿動脈も左心カテーテルの所作も解らないままだった。冠動脈造影は血管全身が一瞬熱発する。「大丈夫ですか?」と、女性スタッフが声を掛けてくださった。
先生は、元の部屋に戻れるよ!といった。有難うございますと、いった。
スタッフの方は大腿動脈の出血を手で押さえ、帰れるからと話、その後テープで三ヶ所貼った。
3階に戻ってからは15分おきに看護師が体温・血圧を調べ、看護師からも歓ばれた。5,6時間は右足を真っ直ぐ延して置かなければならない!3時間は我慢出来たが、腰が痛くなり枕を左足に、そして腰を少し振った。お昼絶食で20時お腹も減る!依然として、点滴の量は朝まで続行であり、明日、昼食後もある。
心臓のCTやカテーテルの検査は、初めてで不安であったが2泊3日の入院で退院できた事に先生等スタッフに感謝したい。
なお、暫く自重したい。
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