16日、祇園甲部の置屋 美の八重さんでさんで午後12時半ごろより「お店だし」が行なわれた。お店だしとは幼い少女が晴れて正式に舞妓さんになった儀式することで『舞妓さんデビュー』のことである。
今日は嬉しい「初デビュー」するのは、お姉さん芸妓の真生さん、名前の一文字をもらい「真矢」ちゃんと名付けたという。
正装の黒紋付と扇子を持ち、晴れて「真矢」ちゃんは、にこやかに男衆さんと富美代さんに挨拶した。
真矢ちゃんは「おかぁ~さん、どうぞよろしゅ、おたのもうします」と頭を下げた。
大和大路通を北へ向かい「イ」さん、鈴の音も高らかに白川巽橋を渡った。
人通りが少ない巽橋・花見小路の一力茶屋 真矢ちゃんは挨拶した。
お茶屋 やなぎさんの玄関前…白壁の蔵が残っていた!
新舞妓の真矢ちゃんは“芸妓”さんになるため、舞や三味線、お囃子などを勉強し修業をするという 。
八坂女紅場学園は芸事の専門学校で、通称「女紅場(にょこば)」と呼ばれているが取り壊しが行なわれていた。
お茶屋 枡梅さん、真矢ちゃんと男衆さんは記念写真を撮った。
僅か15、16歳の初々しい少女が晴れて舞妓さんになるという。
一年未満の舞妓さんは『下唇』にしか口紅をつけることができず、白粉も三日間は女将や先輩の芸妓さんが付けてくれるという。
お茶屋 小田本さんから真矢ちゃんの横顔を撮った。
お店出しは特別な日で、襟足のおしろいは三本足(通常2本)に塗るという。
小雨の降る中、新調のぽっくりとだらりの帯は代名詞、新舞妓さんの真矢ちゃん。
男衆さんと西花見小路通でご贔屓筋に廻って丁寧に挨拶をした。
童顔の残る笑顔が可愛いかった真矢ちゃん。
サカタビル1階「美の八重」で真矢ちゃんはポーズを撮ってくれた。
新舞妓さんの真矢ちゃん、男衆さん有難うございました。(3/16撮影)
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